秩父の武甲山は、秩父地域を代表する霊山で、秩父神社をはじめ幾つもの神社/お寺の神体山や霊山として崇められています。
秩父地域からは、どこからでも霊山である武甲山を望むことができるのですが、眺めのいい場所は限られています。
眺めの良い場所を見つけました。
さえぎるものがなく綺麗に武甲山を眺められる良い場所です。
武甲山は石灰岩の採掘が進んでいるので、北側から見ると少々痛々しい(リンク)のですが、今回の場所である西北西側からは、採掘場所も限定的にしか見えず、本来の武甲山らしい風景を見ることができます。
場所はこちら(Google Street):
https://goo.gl/maps/cnsqXJwvKWCsnbqv7
住所:
埼玉県秩父市久那2171 付近 (リンク) になります。
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秩父神社から武甲山を眺めると、こんな感じです。
通常、神社は神体山に対して正対する、つまり神体山と神社の本殿が一直線に並ぶのが普通です。
武甲山を神体山としている秩父神社が武甲山には正対していないのは、武甲山の麓の「大蛇窪」に向いているからだと言われています。
そちらについて書いた記事はこちら:
秩父神社はどこに向いている(前編)
秩父神社は、埼玉県秩父市の市街にある秩父三社の一つです。公式サイトによれば、第十代崇神天皇の御代に知知夫国の初代国造に任命された八意思兼命の十世の子孫である知知夫彦命が、祖神をお祀りしたことに始まる。となっていますが、これは秩父神社の一側面...
秩父神社はどこに向いている(後編)
前編(リンク)では、秩父神社が武甲山頂上に向かって建てられている訳ではないことを書いてきましたが、後編では、何処に向いて建てられているのかについて、書いて行きます。《武甲山の伏流水》秩父神社が建つ地域は、武甲山の伏流水が、湧き出たり・井戸で...
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