他人の言葉で語らない

◆悟り・ノンデュアリティ

このブログでは、他人、特に有名な人の言葉を借りるということを、できるだけ行わないようにしています。

有名な人(例えば、イエス・キリストやブッダ、その他の聖人や覚者など)の言葉を引用して記事を書くと、記事の見掛けを簡単に高尚なものにすることができ、それに伴い記事を読んだ人から良い評価を受け易くなるということは知っています。

世の中の様々なブログやツィッターの中には、そういった借り物の言葉を沢山使っているものも見受けられます。そして、そういったコンテンツは簡単に高い評価を得ることができます。記事へのアクセスを単純に増やしたいなら、そうする方が数は増えます。

しかし、有名な人からの借り物の言葉というのは、自分自身の言葉ではない上に、自分自身がきちんと理解できていなくても書けてしまいます。それは自分自身がその事・言葉を正しく理解しているのかというと、かなり微妙です。

有名な人の言葉を借りているだけのところには、本質的な理解は存在しません。そして、重要な気付きや目覚めを見逃してしまうことになります。

たとえ時間が掛かっても、自分自身が本質的に理解した上で、自分の言葉を絞り出すことが、自分自身とこの記事を読む人の本質的理解を深める助けになると思っています。

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