正しい参拝方法(作法)について質問があったので、こちらにも掲載しておきます。
作法については、神社本庁のこちらのページを参照してください。
参拝と作法
http://www.jinjahoncho.or.jp/izanai/sanpai.html
ただ、作法はあくまでもカタチなので、参拝する人の気持ちの方が大切なのは言うまでもありません。
ここからは、私なりの解釈ですが、沢山の神社を廻ってきた経験から言うとこんな感じです。
・参拝は、二拝二拍手一拝が基本
・最初の二拝は、自分自身と神様へ始まりを伝える
・二拍手で神様と繋がる
・二拍手した後に合掌して祈念する
・最後の一拝は、全ての存在に対する感謝を伝える
・お願い事他は、合掌して祈念する時に神様に伝えるようにします。
ポイントは、二拍手とその後の合掌にあるように思います。何らかの理由があって省略しなくてはならない場合でも、二拍手だけは省略できないみたいです。
お願い事については、もっとも効果的なお願いの仕方は、お願いしないという方法です。
冬至のワークショップでも話をしたのですが、お願いを繰り返すと、お願いをする自分を作ってしまうことになりかねません。
カウンセリングでお話をする時のたとえ話はこんな感じです・・・
「お金持ちになりたい」という願いを繰り返したらどうなると思いますか?
「お金持ちになりたい自分」を作ってしまいます。
これでは、いつまでたっても「お金持ちになりたい自分」のままです。
時空の成り立ちから考えると、未来を作り出すのは現在の意識の中に、こうあって欲しいという未来を既に実現したものとしてイメージすることです。
なりたい将来像が、「既に実現したもの」として、頭の中でイメージを作って、それを何度もイメージ化することで頭の中に定着されることが大事です。
これは文章にすると簡単ですが、やってみると以外に難しいです。でも、うまく行った時には、想像以上のことが起きます・・・
なので、神様にお願い事があるとしたら、「既に実現したもの」として、感謝することがポイントです。実現する前から感謝するのはちょっと難しいかもしれませんが、お願いの仕方としてはこちらの方が強力です。
実現したいことがあれば、「既に実現したもの」としてのイメージをいかに自分の中に定着されるかがキーです。
そして、その実現へのプロセスは、自分が想像できないような事柄が起きることがあるので、プロセスにはこだわらないで、結果のみに注力してください。
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