神社の規模と良さはかならずしも比例しません、こちらは小さいけど、パワフルな社です。
黒瀧神社(Googlemap)の境内にある小社「山の神」ですが、写真でみてもわかるように、とてもパワフルです。
小さいけどパワフルな神社というのは、多くの場合地元の人々に大切にされている神社で、人々が神様を大切にするから、神様もパワーを出す事ができるという関係があります。
また、自宅の神棚も同じで、きちんとおまつりしている人の神棚はとてもパワフルです。
こちらの冊子にこの小社にまつわるお話しがありますので引用します。
国土交通省 蓮ダム管理所
蓮ダム情報誌 > 飯高町探訪8 黒瀧神社の思い出
http://www.cbr.mlit.go.jp/hachisu/image/pdf/vol21-1.pdf
蓮ダム情報誌 > 飯高町探訪8 黒瀧神社の思い出
http://www.cbr.mlit.go.jp/hachisu/image/pdf/vol21-1.pdf
境内の片隅には『山の神』のほこらがあり、一月七日の夜明け前から祭りがあります。祭りでは、大きな太いしめ縄が作られます。そのしめ縄を、少しだけ端を残して、「伊勢の麦、米、大和の糸、錦、永遠望〈エエイボ〉の大豊作、深野の郷の大繁盛」と唱えてながら、全員のヨイショヨイショのかけ声で切って燃やします。『このしめ縄全部でなくても結構です。この片端の分だけで結構ですので、願いをかなえてください』昔の人は欲もなく、そんな風に片端のしめ縄に豊作の願いを込めたのでしょう。
土地の人に大切にされていることが分かるエピソードですね。
※2005.01.06 作成
※2018.05.15 更新
コメント
こんにちは。
始めて書き込みさせていただいております。
当方は神棚を設け始め1年ほどの神棚初心者です。
また、自宅の神棚も同じで、きちんとおまつりしている人の神棚はとてもパワーがあります。
とのコメントが載っていたのですが、「きちんとおまつり」するということは具体的にどういったことを意味するのでしょうか?
祝詞や特別なお祈りなどできないのですが、日々の水の取り替えなどしかできませんがそれで良いものでしょうか?
それと、神社や神棚にみる「パワー」っていうのはどういったことなんでしょうか?
どうぞ、ぜひともアドバイス・ご返答よろしくお願いします。
リョウスケさん
神棚のパワーというのは、神気とか霊気とか呼ばれるもので、精妙なエネルギーです。それは、良い場を持っている神社に行った時に感じられる場の気(雰囲気)といったものと同じです。
神棚を置くのは、人それぞれ意味合いが少しずつ異なるので、人と同じ事をやらなければならないということはありません。置いてあることが大切な人もいれば、毎日祝詞を寿ぐことが大切な人もいます。
神棚は神と対峙する場所でもあります。そこでは自分ができることをする。それが大切なことだと思います。
お札
年明けになったので、部屋に新しいお札を貼ろうと思いまして、今年は神田明神の平将門の方位守護をはることにしました。
夜に今年一年守っていただくよう祈願して張ったんですけど、外に出てみると、ものすごい上空が強風で、「あれ?勧請しちゃったのかな?」と思いました。真偽はわかりませんが、守ってくださってるのかなあと、安心感が生まれましたよ。
八雲さん
ご返答有難うございました。
昨年はいろいろと不思議なことが重り、一層神仏というものについて真剣に考え始めた年になりました。
人の真似をするのではなく自分の出来る事を一生懸命する。神仏祭祀の方法だけでなく、生き方にも通じる奥深い言葉ですね。
オイラ、神社を見ても、小さくてもパワーある・・・とか、全然わかんない。こぎれいか、ぼっさぼさかって違いなら、見てわかりますけど。そんな意味じゃないんでしょ?ひょうたん池の宗像行った時もイマイチぴんとこなかった、まぁ掃除が行き届いているとは思いましたけど。