先人の成果に敬意を表すことについて

色々な話題

私達の生活や文化、文明において、私達がこの現世ですべてを作りだしたわけではありません。過去の人達(先人)が作り上げた文化、文明があり、これらの恩恵を受け、さらにそれらに追加的に新しく文化、文明を作り上げた結果として私達の生活が存在しています。

なので、私達が享受している文化的、文明的利益というのは、先人のおかげです。学校で、社会・歴史を学ぶというのは、先人のおかげを理解するということでもあると思っています。

ですから、私達の文化的、文明的な活動というのは、先人の知恵・知識の上に成り立っているもので、自分自身ですべてを発明・開発したわけではないのに、如何にもそれを自分が作り上げたかのような言い方をするのは、なにか間違った態度だと思っています。

私の場合、何かを表現するときに、先人のおかげ(成果、情報)については、それらの出典やリンクを表示することで、先人に敬意・感謝を表現するようにしています。ただ、全ての先人を表現・表示することは難しいので、出来る範囲で行っています。

特にインターネット上の情報については、無料のものが多いのですが、それらの情報を作成するには、なんらかのコストがかかっています。作成者が著作権放棄やコピーフリーとしている場合ならともかく、著作権について放棄していない場合、それらの情報の恩恵を受けているのにもかかわらず、その恩恵について語らないというのは、それら恩恵を受けた人を無視・排除・切り離すということであり、それはワンネスとは、逆方向の態度になると思います。

コメント

  1. ミサト より:

    拝読しました。

    感謝は大事ですよね。
    私は人や物事に感謝のない人間は
    嫌いです。  

    とは言え、私も未熟なので
    無意識にして貰ったことが
    当たり前になって
    感謝を忘れてしまいますね。

    肝に銘じます。

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