祭神

色々な神社に行くと、神社で提示されている祭神と、実際にその場で感じられる神様とがずいぶん違っていることがよくあります。都(みやこ)の京都からの距離が離れるほど顕著に感じることが多くなります。
特に、関東から東の東北地方に行くと、その乖離感は非常に強く感じられます。

「日本の神々(岩波新書)」によると、「延喜式」神名帳に記載されている神社のうち、およそ64%の神社が祭神不明となっているのに、その後の享保年間の資料になると、祭神が殆ど判明というか記載されているということで、本来であれば神社はプリミティブな自然信仰の神(山神様など)を祀っていたのが、後年になるほど記紀などに記載されている神名を神社の祭神として当てはめて行ったことが見て取れます。

東京から近いところでは、箱根神社の祭神をみると、それを強く感じます。
箱根神社の祭神は、神社の鳥居横の説明看板をみると、

箱根大神 瓊瓊杵尊、木花咲哉姫命、彦火火出見尊

となっていますが、箱根大神つまり山神さん以外の神については、非常に色が薄い。つまり、あまり感じることができないのが現実です。そして本殿を正面にすると、それはさらに実感として感じられます。箱根神社は一言で言うなら、箱根山の「山神様」で、エネルギー的にもずっしりと重い感じになってそれを強く感じます。
九頭龍神社つまり、水の神様系の神社が境内に隣接しているので、そちらとのエネルギーの比較をしてみると、さらにそれを強く感じます。つまり、

箱根神社: 山神様・・・ずっしりと重い、重厚感を感じる

九頭龍神社: 龍神、水神様・・・するすると軽い、柔らかさを感じる

といった感じで、これは実際に同行した人達の多くが実感として感じています。

参考:
Book_2
日本の神々 谷川健一著
岩波新書 618
ISBN4-00-430618-3

コメント

  1. yumi より:

    初めまして!先日、箱根に行ってきたばかりです。
    どのような神様かもちろん、分かるはずもありませんでしたが(~_~;)、芦ノ湖畔を歩いただけでスウッと気持ちが軽くなるのには驚きました。
    リセットできるかんじというのでしょうか?
    私は白龍神社がとてもお気に入りになりました。
    とても懐かしいような、離れるのが淋しいような
    気持ちで涙が出てしまい、こんなことは初めて!
    神様のことがもっと知りたくなりました。^^;
     

  2. 八雲 より:

    yumiさん
    はじめまして。
    いわゆる、パワースポットと呼ばれるところには神社が建っていることが多い日本ですが、パワースポットは人をリセットさせてくれる場所でもありますし、同時に神社で神様とも繋がれる場所にもなります。
    神様のことを知りたい場合は、こちらのサイトがお勧めです。ハード路線ですが(^^;

    神奈備にようこそ
    かむなび。神社を訪ね、由緒を知り、日本の古代と心を知る試み。五十猛命、丹生都姫を祀る神社を歩く。
    http://kamnavi.jp/

    玄松子の記憶
    玄松子(管理人)が、全国の神社を巡って集めた写真や朱印や神紋のデータベース。神道・神社に関する解説や資料も掲載。
    http://www.genbu.net

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