久しぶりにノンデュアリティに関する記事を書きます。
こちらの記事で紹介している本の、
訳者あとがきの紹介から。
ノンデュアリティのティーチャーとして有名な、トニー・パーソンズの初期の本ですが、訳者が自身のブログでも書いている通り、
かなり短い本ということもあって、今回は訳者あとがきを長めに書かせてもらった。トニーの他の本やトークCDからの引用もだいぶ入れて、今までに書いた訳者あとがきのなかでは一番の力作 (少なくとも量的には) 。
あとがきとしては、異例に長い18ページになりますが、あとがきというよりは、オープンシークレット本文の解説記事であり、本文の理解を助けてくれるので、ありがたいです。
その中で、これまであまり知られる事のなかった話として、こちらに注目しています。
二十一歳の頃、公園を横切っていたとき、自分という中心が消滅し、全体性だけがあるという経験をする。
(中略)
ここで気付くのは、二十一歳の最初の一瞥から解放までの間に四十年を超える年月が流れていたということだ。
ノンデュアリティの大御所の一人とも言われる、トニー・パーソンズですら気が遠くなるほどの長い探究があったというのは、この訳者あとがきで初めて知りました。
全ては一つであるという直接的な体験を「一瞥体験(いちべつたいけん)」と言いますが、それは悟りという終わりを意味するのではなく、本当の自分自身の姿を探究する始まりであるということです。
私自身、2011年頃から始まったノンデュアリティの探究は、2014年の一瞥体験を経て一歩ずつ深さを増しながら進んでいるところです。
これを図で表すとこんな感じになります。
スピリチュアルに興味が出る前は、IT系のエンジニアをしていたので、まさに物質的な世界の探究でした。
1999年8月のグランドクロスから、平日はエンジニア・土日は神社に行ったりスピリチュアルな勉強をしたりして、2006年からはスピリチュアルな仕事だけをするようになって、もう10年以上になります。
2011年頃からノンデュアリティの探究が始まり、2014年の一瞥体験やその後度重なるワンネス体験がありましたが、昨年の夏ごろから、それも抜けて物質的な世界も含めた三つの世界を合わせて観ているような状況になっています。
これは、元に戻って来たということではなく、二周目のサイクルはさらに深く理解をしているので、下の図のようなスパイラルな上昇のイメージになります。
スピリチュアルの探究でも、ノンデュアリティの探究でも同じですが、この世界に不要なもの・存在する必要のないものは何一つありません。
物質もスピリチュアルもノンデュアリティも全て等しくこの世界に必要なものです。
それらすべてに対する理解を深めて行くことが探究の道です。
コメント
そういうことだったのですね♪
最近スピリチュアルに関する記事が続いていますが、以前の記事との違いを感じていたので。
ガチガチ感がなくなってきたというか。
全体性がより高まっているから、深化につながるのですね。
ただ、ノンデュアリティの記事が最近少なくなってるので、今回のようにまた取り上げて下さい。
深化した記事、楽しみにしています(^^)
> はぁぷさん
ノンデュアリティの探究は、一区切りが来たので話題が少なくなっていますが、書くことが出て来たら書きます。