怒りの感情をなんとかするには

「怒りの感情をなんとかしたい」というカウンセリング相談に来る人がときどきおられます。

怒りというのは、自分の内面にある世界観から起きるものです。
怒りは、自分以外の誰かが原因になっているように観えるかもしれませんが、実際には自分自身の内面にある世界観(これをプログラミングとも言います)が一番の要因です。

誰しも「この世界はこうあるべきである」という「無意識的な考え(=プログラミング)」を自分自身の内面に持っており、その考えにそぐわないときに、怒りが出てきます。
つまり、自分一人で勝手に、怒りを発火しているわけです。

たとえば、ほとほと手を焼く人が身近にいて、随分何度も怒ったけど、怒るのも疲れてくると、その人を見放すとなることがあります。見放すというのは、その人に対して「何の希望も、期待も抱かない」「何をしても勝手」ということになるので、「この人は、こうべきである」という考え方を手放すということになります。
そうなると、その人が何を起こしても、怒りの感情が出てこなくなります。

その人の行動は、それ以前から何も変わっていないのですが、自分が考え方を変る(=プログラミングの変更)ことで、怒りの感情が出てこなくなります。
怒りの感情というのは、自分自身が作り出しているものであって、相手の問題ではありません。

ですから、怒りの感情は、自分自身の器(許容度、寛容度)を広げるためのきっかけとして、使うことができれば、怒るたびに自分自身が成長ができます。
そうすることができると、怒る相手に怒るのではなく、感謝することができます。

そして、怒ることをやめて、その人にどう対処すべきなのか、解決策は何になるのかを冷静に考え・感じたりすることができるようになり、本質的な問題解決に繋がります。


この記事を書いた人について(1/28更新):

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