●リーディング(読み取る)
霊視あるいは遠視という言い方をすることもあるリーディングは、自分と上次元存在の能力を使うことで対象となる人や場、物質、存在などの状態を読み取って情報を得るものであり、チャネリングを受動的な情報取得とすれば、リーディングは読み手側の能動的な情報取得と言うことができる。
【レンジ】
リーディングにおける、読み取り可能なレンジ(範囲)というのは、人によって異なり、
下図のように分類できる。人によって、上図の特定領域に強いタイプもあれば、広い領域を読み取ることができるタイプもあり、これは個性でもある。
また、読みとれる深さも読み手によって異なる。 上図のうち、過去領域をアカシックレコードと呼ぶこともあり、上図からもわかるとおり、アカシックレコードというのは、人間が読み取ることができる全体の領域のうちの、一部分の領域のことを示している。
リーディングにおいては、自分の霊的な能力を使用するので、基本的には道具を使用しない。ただし、自分をリーディングができる状態に持っていくために道具を併用することはあり、水晶球を覗き込むというのはこの典型的な例。
【距離】
リーディングにおいては、読み取る対象までの距離が近いか遠いかということは、本来的には影響しないものである。これは、リーディングを行う時にアクセスしている次元というものの性質による。
我々が生息している(と感じている)「三次元空間+時間」の領域をここで「実空間」上位次元の領域を「虚空間」とすると、虚空間における「状態の遷移」が、三次元空間と時間に展開されて実空間が形成されているためで、上位次元においては、時間とか距離というのは状態に還元されていることからくるものである。
※複素平面における実数が我々の時空空間、虚数が上位次元のエネルギー空間と考えるとわかりやすいかもしれない。つまり我々が生きている空間全体は複素平面的であるということ。なので、お互いが独立しつつも、相互に影響することが可能。
この複素平面の考え方は、チャネリングでマスターから情報を貰いました。
ただし、読み手側の意識に距離が遠いと読み取りにくくなるという概念があると、距離に比例して読み取りにくくなるということが起きることがある。
また、対象までの間に何らかの物質が有る場合でも、本来的には読み取り可能であるが、同じように、読み手の意識によって、読み取りにくくなるということが起きることがある。
【対象の種類】
リーディングにおける対象としては、生命体(人間、動物など)を取り扱うことが多いが、人工物も、天然物(石、岩、山、地球、天体、銀河、宇宙)も広い意味では生命体であり、生死のサイクルが人間のように短く(数十年)なく、非常に長い(数億年)という違いでしかない。そのため、どのような対象であっても、原理的にはリーディング可能である。
(続きます)