運泉館で仕事をしている人たちなどのブログなどを読んでいると、「~で幸せになる」というフレーズをよく見かけます。
この幸せというのは、いくつかの種類があるようなので、欲しい幸せの順番をつけて整理してみると、
1.物質的幸せ(衣食住など)
2.金銭的幸せ
3.人間関係的幸せ(家族、恋人、友人など)
4.行動的幸せ(バシャールが言うところの、ワクワクすることをする)
5.存在としての幸せ
1から4までは、マズローの欲求段階説に似ていますが、スピリチュアリズムで言うところの幸せというのは、何かを行う、あるいは、何かを得ることで幸せを得るということではなく、「存在することそのものが幸せである」ということです。
マズローの欲求段階説では、その上の段階の「自己超越」についても語っていますが、欲求に焦点を当てているため、欲求の段階とその上の自己超越との結びつけが難しいところです。
スピリチュアリズムの考え方では、金銭や物質を得るというのは、思考と行動の結果であるので、上記の順番は逆転します。
つまり、
存在としての幸せ → 行動的幸せ → 人間関係的幸せ → 物質的幸せ → 金銭的幸せ
という順番です。
つまり、スピリチュアリズムの考え方は、
「人間はそもそも幸せであり、その幸せを体験することが生きることの意味である」
ということです。
なので、「何かが無いと幸せになれない」とか「誰かがいないと幸せになれない」というのは、正しい思考ではなく、あえて言うなら、現世を生きる上では、「何かが無いと幸せを感じ取りにくい」あるいは「誰かがいないと幸せを感じ取りにくい」ということです。
自分が幸せではないと思っている場合、「何かがないと幸せになれない」という考え方に囚われているのかもしれません。
存在していることが幸せであるという意識を持てるようになると、世界が変わります。
どうすれば、そういう意識を持てるようになるのかというと、人間という存在を肉体的な存在ではなく、スピリチュアル(霊的)な存在であるということを学んでいくと、少しずつわかってきます。
つまり、スピリチュアルな考え方や知識を学ぶ目的というのは、自分の外側に位置する物質や金銭や人に左右されない幸せを手に入れるということです。
コメント
「存在していることが幸せである」と言うことがわかると、本当に生きやすくなると思います。
ただ、それがわかるまではつらい日が続くのでしょうか。
また「存在していることが幸せである」を皆さんに理解してもらうのも難しく、とても寂しい人のように思われてしまうことも[E:coldsweats01]
しかし、カウンセラーさんによって定義が違うと、相談の答えも違ってきますね。
はいっ! *^▽^)ノ
ただ今現在『ある』こと選択しています
こうするとね~
楽なのである (^皿^*