四十九日の法要の意味とは?

四十九日の意味

人が亡くなると、仏教では四十九日の法要がありますが、これはどういう意味なのでしょうか?

仏教では、四十九日までは、故人の魂の行先が決まっておらず、現世とあの世の間をさまよっているとされています。
法要は、故人が現世とあの世をさまようことなく成仏するために行われるものです。

でも、なぜ四十九日なのかは明確な説明があるようで、ないのが実情です。

亡くなった人は、早ければその日に成仏、つまりあの世に行ってしまいます。長く留まる人は、四十九日を超えても、あの世とこの世の間に留まっています。

そうすると、四十九日間の法要って、どういう意味があるのでしょうか?

生きている人の為の日数

亡くなった人が成仏したのかどうかを、普通の人は見極められません。見極めることが出来ればどこまで法要を続けるのか、あるいはもう十分なのかがが分りますが、それができる人は限られています。

七日×七回=四十九日の法要とは、それだけやっておけば大体の人が成仏してあの世に行くという経験から、そう決まっているにすぎません。

この世で生きている人が、亡くなった人の為にいつまでも法要しつづけるわけには行きませんから、キリの良い所で法要を終わらせる必要があります。

そのキリの良い所が七日×七回になっています。これだけやっておけば、この世で生きている人たち(親族、友人、関係者など)も「やるべきことはやった」と納得が行くので、四十九日となっているわけです。

つまり、生きている人にとって、亡くなった人を弔う上で納得できる日数が七日×七回=四十九日です。「それだけやっておけば」もう良いだろうという事なのです。


この記事を書いた人について[9/5更新]:

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コメント

  1. JAZZMAN より:

    かなり以前に、同じ趣旨のことを丹波哲郎さんがビデオの中で言っていました(笑)。

  2. 八雲 より:

    > JAZZMANさん

    そうですか。
    丹波さんのビデオは見たことないですが・・・
    ちゃんと見えていて、宗教の教義に捉われず、ニュートラルに物事を考えられる人なら、同じことを言うと思います。