アメリカに、USGS(アメリカ地質調査所)という、内務省の研究機関があり、この研究機関では、生態系や環境、自然災害、天然資源、気候、土地利用変化の影響などを研究している組織です。
このUSGSのサイトには、世界の地震データをマッピングしているページがあり、アメリカのニュース番組などでよく利用されています。(リンク)
このページでは、直近の1日、7日間、30日間に発生した地震を見ることができるので、過去7日間のマグニチュード(M)2.5以上のデータを見てみると、こんな感じです。(赤字は加筆したものです)
こちらのデータで見ると、地球規模で見た場合、7日間で341回の地震が発生しています。これを1日あたりにすると、48.7回なので、概ね30分に1回地球のどこかでM2.5以上の地震が起きているということになります。
これをマグニチュード4.5以上で見てみると、7日間で143回になり、1日あたり20.4回なので、上記の30分に1回のうちの約半分つまり1時間に1回程度の頻度で、M4.5以上の地震が起きているという計算になります。
M4.5というのは、人が地震を感じる有感地震が、大体これくらいの規模から上の大きい地震になるので、体で感じる地震が1時間に1回程度あるということにです。
地域ごとに見ると地震はたまに発生する現象ですが、地球規模で見るとごく日常的な現象であることがわかります。
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