先日のカウンセリングで、こんな質問がありました。
【質問】
神社に呼ばれているのかどうか、判断が付かずいつも迷います。
呼ばれているのかどうかを区別するにはどうしたら良いのでしょうか?
【回答】
区別するためには顕在意識と潜在意識に分けて考える必要があります。
顕在意識的 = 言語的思考 潜在意識的 = 直感 |
基本的に人間が思考するときは顕在意識で行います。
頭の中で言葉を使って物事を考えている状態なので、言語的思考とも呼びます。
一方で、神社(神様)に呼ばれるときは神様の意思であり、この意志は言語的思考より深い潜在意識である直感で行われています。
そのため、神社に呼ばれるのが伝わる順番は、
[ 神社:潜在意識 ] → [ 人間:潜在意識 → 顕在意識 ]
となり、人が神社に呼ばれているのを感知するのは呼びかけが顕在意識に到達したときです。
その呼びかけを頭の中で言語的に思考すると、言語的思考と直感のギャップから迷いが生じます。
つまり、思考的に区別するのではなく、直感的に判断することが必要になります。
【追加の質問】
呼ばれていた時に神社に行ったら、分かりやすいサインがあると良いのですが、
「参拝すると、花びらが落ちてくる」みたいに。
【回答】
呼ばれていたことと、花びらを論理的に結びつけるロジックは存在していませんね。
その両者を結びつけることができるのも、直感です。
そもそも、呼びかけが直感であるので、それを判断するのも直感になります。
これは、例えば「赤いバラを美しいと感じる」ということと似ています。
赤いバラが美しいかどうかを、論理的に証明することはできません。美しいと感じることが正しいかどうかは、直感的にしか証明できません。
直感が正しかったのかどうかは、経験を積むことで正しかったということが言えるようになります。
つまり、一度だけ呼ばれたという時には直感が正しかったかどうかを判断することはできませんが、何度も呼ばれて行ってくるという経験を積んでいくと直感が正しいという判断をできるようになります。
ここには、誰にでも理解できるような方法論や証明法はありません。
武道のように繰り返しの練習を積み重ねた人だけが理解できるようになります。
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