目の前の人が白を黒と言うと、つい同調してしまうのを何とかしたい

スピリチュアルカウンセリング

スピリチュアルカウンセリングで、

自分は、ある人の事は「白」だと思っているのに、
目の前の人が「黒」と言えば、ついそれに同調してしまい、自分が無い。
これを何とかしたい。

という相談がありました。

なぜ目の前の人に同調してしまうのか

人が人間関係をどう捉えているかを分類すると、こんな感じになります。

1人タイプ:自分重視
自分が中心であり、自分がどう感じるかが大切。
あくまでも自分が中心で物事を考え判断し、他の人が自分をどう見ているのか、どう判断しているのかについては、さほど重視しません。
なので、会議で声の大きい人、他人の意見を無視できる人、自分の主張を押し通そうとする人などは、典型的な1人タイプです。

2人タイプ:人間関係重視
自分と相手の関係性が中心であり、自分がどう感じるかよりも、相手がどう感じているかが大切。
自分と相手との関係性を中心に物事を考えるので、他の人が自分をどう見て評価しているのか、ということにとても敏感になります。
関係性を重視するために、自分というものをあまり主張しないので、自分が無いと感じることや他の人から意見が無い人などと言われることもあります。

2人タイプの人は、人間関係を重視しているため、自分が感じている正しさよりも、相手との人間関係を優先してしまうため、目の前の人が黒と言ったらそれに同調してしまうということが起きてしまいます。

ただ、これは自分が無いということではありません。

自分が重視しているのが、「自分の意見」ではなく「人間関係」であるということです。

自分が人間関係を大切にしているから同調が起きているだけです。

同調の理由が分かれば変えられる

なので、相手の人が黒だと言ったら、その意見を「(相手)さんは黒だと思っているですね。」と言ってまずは認めること。
そして、「私は、黒かもしれないし、白かもしれないと思ってます。」とやんわりと自分の意見をいうことで、人間関係も自分の意見もどちらも大切にすることが出来るようになります。

目の前に人が居ても出来るようになるには、事前の練習が必要です。
目の前に人が居るとイメージして、声に出して
相手:「XXさんは黒だよね。」
あなた:「(相手)さんは黒だと思っているですね。」「私は、黒かもしれないし、白かもしれないと思ってます。」
ということを繰り返し練習してください。

そうすることで、ちゃんと自分の意見を言うことが出来るようになります。

※写真は進雄神社の参道の桜

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