縄文神社

神社

縄文時代から続く神社というコンセプトに惹かれて買いました。

読み進めると、筆者の「~と思います。」という記述が多く、正確な縄文時代の歴史を調べて書いた本ではなく、筆者の「思い」が込められている本ですね。

谷川健一氏の「日本の神々」など、しっかりと考察・検証された本を読んで来た私から見れば、随分アバウトな調べ方で書いているという印象です。
図で神社の位置を示していますが、かなり適当な位置関係になっており、正確な場所を示しておらず(氷川三社や大戸神社と香取神宮などなど)、筆者のアバウトさが現れてます。

とは言え、神社の歴史を縄文時代にまで遡るという視点はこれまでにはないので、そういう意味では貴重な本だと思います。

アマゾンでは評価が高いのですが、お勧めと言えるほどの内容ではないので、本へのリンクは掲載しません。

著者 武藤 郁子
出版年月日 2021.06.07
ISBN 9784864108348
判型・ページ数 A5判並製・192ページ
定価 定価1760円(税込)

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