パソコンとUSB3.0ハブを新しくしたら、キーボードが勝手に連打する問題が発生するようになりました。キーボードは以前からの継続使用で、これまで問題なく使用することができていました。
キーボードが勝手に連打する原因を調べているところですが、問題の切り分けが難しいので苦慮してます。
状況としては、外付けキーボードで以下のカナ漢字まじりの文章を、
テキストエディタ(Sakura Editor)で入力しようとすると、こうなります。
ハブをけいyyyyyyyyyyyyyyyっゆ
ハブを経由するとれんだあああああああああああああああああああああ
ハブを経由すると連打がはっせいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいs
はぶをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
はぶをけいゆすうううううううううううううううううう
この状況は、他のエディタやMSワード、OSのファイル名変更、カーソルキーなど様々なケースで発生します。
特定の状況や特定のキーで発生するわけではないので、なかなか複雑です。
この記事書いてる時も、発生しているので、直し直しの入力なので、大変です。
ノートPCの内臓キーボードから入力すると、
ハブを経由すると連打が発生するみたいですね。
ハブを経由すると連打が発生するみたいですね。
と問題なく入力できます。
ただしパソコン環境は、外付けモニターと外付けキーボードを基本にしており、ノートPCは机上に斜めに置いているため、内臓キーボードは打ちにくい環境になってます。
原因として考えられるのは、
①外付けキーボードの故障
②ハブの接続の組み合わせ
③Windows 11の設定
④セキュリティソフトの設定
⑤ノートPCのトラブル
などがありますが、いずれも沢山の組み合わせがあるため、なかなか特定に至っていません。
経過1 [6/14更新]
色々と接続を変えたりして調べてみると、
①外付けキーボードがUSB3.0ハブにつながっている
②USB3.0ハブにSDカードリーダー/ライタがつながっており、SDカードが挿入されている
この構成の時に、連打が発生する確率が高いようです。
経過2 [6/14更新]
そこで、外付けキーボードのUSBをUSB3.0ハブからノートPC本体のUSB3.0につないでみると、連打が起きなくなりました。
しかし、ノートPCの本体には無線マウスのUSBドングルを差していたので、これをUSB3.0ハブに移動すると、何らかの原因でマウスの動作が短時間止まってしまい、非常に操作しづらいという現象が起きるようになりました。
そのため、マウスのUSBドングルをノートPC本体に戻して、キーボードをUSB3.0ハブに戻してテスト中。
なお、各種データは外付けハードディスク4台に保存しており、数TBの容量があります。
そのため、USB3.0ハブ(7Port)は必須で、ハブを使わないという選択肢は取れません。
経過3 [6/14更新]
USB3.0ハブにつなぐSDカードリーダー/ライタは二つ持っているので交換してみましたが、どちらでも連打が発生します。
これまで、USB-SDカードリーダー/ライタが原因で、キーボードが連打するという症状は発生していないので、これが原因かどうかは不明です。
経過4 [6/15更新]
SDカードリーダー/ライタをつけた状態で、キーボードの連打が発生するのがパターンのようです。
ウィルスセキュリティソフトでは、リムーバブルドライブ(つまりSDカード)の有無を検出してスキャンするかどうかを問い合わせる設定になっており、そこがポイントになるようです。
そこで、ウィルスセキュリティソフトのリムーバブルドライブ検出をOFFにしてみると、連打の発生が発生しないようです。
ウィルスセキュリティソフトは2003年頃から継続使用しているもので、これまでキーボードが連打するようなトラブルは皆無です。
ここまでの状況を整理すると、
パソコン:今年新しく買い替えた
内臓キーボードは問題なし
キーボード:昨年新しく買い替えた
旧パソコンでの利用は問題なし
ハブ:旧ハブが故障したので今年新しく買い替えた
ウィルスセキュリティソフト:2003年頃から継続利用
となります。
現時点で問題として考えられるのは、
①キーボードとハブとの相性問題
②ウィルスセキュリティソフトのドライブ検出の問題
キーボードがUSB化してから、ずいぶん長い時間が経っているのですが、USB3.0ハブの方は歴史が比較的浅いことから、キーボードとハブの相性問題が新しいハブで顕在化した可能性はあります。
ウィルスセキュリティソフトについては、ドライブ検出というのはずいぶん古くからある仕様なので、直接的な原因とは考えにくく、①の相性問題と重なって連打というトラブルになっている可能性があります。
経過5 [6/17更新]
ウィルスセキュリティソフトの、SDカードのスキャンがトラブルの要因の一つにあるようなので、その対策は以下の二つとなります:
①ウィルスセキュリティソフトの設定を変える
②ウィルスセキュリティソフトを止めて、Windows Defenderに切り替える
Windows11の標準のウィルスセキュリティであるWindows Defenderは、以前は使い物にならないレベルの代物でしたが、最近は急速にレベルが上がってきており、サードパーティーのウィルスセキュリティソフトとほぼ同等レベルになってきています。
そういうこともあって、サードパーティーのウィルスセキュリティソフトは最近多機能化が進んできており、要らない機能まで盛り盛りになりつつあり、思案していたところもあります。
ということで、サードパーティーのウィルスセキュリティソフトを削除して、Windows Defenderで運用してみることにしました。
経過6 [6/18更新]
Windows Defenderで運用してみていますが、現時点では問題なく利用できており、連打も発生していません。
もう少し、このままで様子を見てみます。
経過7 [6/22更新]
現在でも連打が発生することがありますが、頻度はかなり少なく日常的な使い方では大きな問題ではなくなりました。
現在の構成を書いておきます。
[PC] - Windows Defenderで運用
│
├ [USB3.0] - 無線マウスドングル
├ [USB3.0] - [USB3.0ハブ] - キーボード、外付けハードディスク4台、その他機器*
└ [USB-C] - (接続なし)
その他機器:追加のUSB3.0ハブ+Webカメラ+ヘッドセット+自撮りライト+iPhone接続ライトニングケーブル(などを必要に応じて接続)
USB3.0ハブを経由してキーボードを接続しているので、以前に問題としてあげた2点の、
①キーボードとハブとの相性問題
②ウィルスセキュリティソフトのドライブ検出の問題
どちらか一方、もしくは両方おの問題の可能性があるのは、相変わらずです。
経過8 [6/22更新]
外付けキーボート製造会社のサポートからの返信:
動作保証できるUSBハブを提示しないあたりは不満が残るところです。
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