パワースポットも色々

神社パワースポット

パワースポットと言っても、「場」が良いところとは限らず、場ではなく「祭り」のパワースポットもあります。つまり、「場」という土地ではなく、「祭り」という人が集まることで場所がパワースポットになるということです。

今回行った茨城の大杉神社は、典型的に場ではなく「祭」の場所でした。
なので、場を作るという意識が強くなく、平時の場としては弱い場所になります。これは、祭りが中心的な社寺の場合は、よくあることで、それはそれで良いことです。

ただ、「場」という意識が希薄な場合、パワースポットということでは、ちょっと意外な作りになっているところがあります。今回行った大杉神社というのは、呼ばれて行ったことがない神社になります。
ということで、関東の有名な神社(別表神社)で、しかも前回行った時は夜で、しかも工事中という、呼ばれてない場所だったので、今回は呼ばれてない神社に行ってみようということで行ってみました。

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大杉神社は、鳥居正面から見ると、場が強いタイプの神社からみると、以外な立ち方になります。

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正面にお茶屋さんがあるのは珍しいです。
そして、神社の登り口の階段でも、

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多くの神社に行っている人ならわかると思いますが、かなり意外な階段の作りです。

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そして、本殿(奥)と麒麟門(左側)ですが、これを見ても分かる通り、いわゆる神社的ではなく、お寺的な場所です。

こうしてみてくると、この場所は、神社的な場ではなく、お寺的な場であることが分かってきます。参拝してみてもそうなのですが、場としてのエネルギーは強くなく、むしろ仏教的な空間すなわち、人間側が作り上げる場所であることが分かります。

そういう場所の場合、神社も装飾的な要素が強くなるので、こんな感じです。

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装飾的な要素が強いというのは、悪いことではないのですが、場を守るという意識が弱くなる傾向があるので、場所を考えるときに、場所の効率を重視する傾向があり、場ということ以前に、場所の効率というこよで、鳥居と便所が並立するという状態になることがあり、これは数はいたって少ないですが、他の神社でも見られることがありますが、鳥居と御手洗いが同居するのはなんとも・・・

勘違いがないように、改めて書いておきますが、大杉神社がよくないと言っているわけではありません。私の場合、祭りの時に行ったことがないので、そいういう時に行くとかなり評価が変わる可能性が高いです。

しかし、祭りでない平時の場合は、祭りのエネルギーがないので、パワースポットとしては、評価が低くなる傾向があります。平時の場合でも、良い場であれば良い評価になることが多いです。

大杉神社は、「祭り」があくまでもメインのスポットであるということです。

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