2014年10月は、ひと月の間に月食と日食の二つの天体現象があります。
【月食】
10月8日(水)満月 日本全国で見ることができます。
部分食の始まり 18時14.5分 東
皆既食の始まり 19時24.6分
食の最大 19時54.6分 東南東
皆既食の終わり 20時24.5分
部分食の終わり 21時34.7分 南東
見え方
【日食】
10月24日(金)新月 日本では見ることができません
食の始まり 4時37分32秒
食の最大 6時44分31秒
食の終わり 8時51分41秒
食の状況(水色の線で囲まれた地域で日食を見ることができます)
【今回の月食と日食は、変化点】
天文的に見れば、月食と日食は、約2週間の間を置いて、新月と満月の時に起きるため、ひと月の間に月食と日食が起きるのは、普通に見られることです。
スピリチュアルな側面においては、月食と日食は、どちらも太陽と月が合になる現象になるので、太陽と月のエネルギーが響き合い、強め合うことになるため、その影響力も大きいものがあります。
月食・日食による変化については、当日に起きることもありますが、スピリチュアルな感度が高い(見える・聴こえる・感じるとはまた別の感度)の場合は、前倒しで出てくるため、早い人であれば9月24日の新月辺りから出てきます。
変化点になる重要なもう一つのポイントは、2014年の冬至は19年に一回の朔旦冬至であるということです。
太陰太陽暦においては、新月(朔)の日を一日(旦)とし、冬至を含む月を11月と定義されています。19年に一度、11月1日が冬至になることがあり、これを朔旦冬至(さくたんとうじ)と呼んでいます。
この19年(正確には19年と7か月)のサイクルを、中国の暦では「章」と呼んでいました。伊勢神宮の遷宮が20年ごとに決められた時の年数の基本がこの「章」であるとも言われており、重要な区切りでもあります。
そういった、長い年月に一度の一年になるため、変化というものが起きるときは、人生の流れが以外な方向に進んで行きます。
人によって起きることは様々ですが、パターンとして整理してみると、
・自分の中の深い部分(魂の声とも)の要求が聴こえる
・これまで考えても見なかったようなことを始める
・これまでの自分の行動パターンを捨てる
・新しい行動パターンが出てくる
・古い物を捨てる
・古い人間関係を解消する
・新しい人間関係が出てくる
といった感じで、これまでの自分の内面的なパターンが解消されることで、新しいパターンが現れてくることになります。あるいは、新しいパターンが先にでて、古いパターンが不要になってしまうこともあります。
自分自身の内面が変化していくことが、ある人にとっては表面的には小さな変化であり、ある人にとっては大きな生活の変化として現れます。
古いパターンが解消すれば、新しいパターンはいずれ出てくるものですが、出てくるまでに時間を要することもあります。その場合は、時間が解決します。古いパターンを解消するためには、時には休むことも必要になります。
あるいは、これまで考えもしなかったことが始まる場合、なぜやるのか・何の為にやるのかといった、先の見通しが立たないにも関わらず、新しいことを初めてしまうこともあります。
しかも最初に起こす行動は、準備運動のようなもので、その後行うこととは直接的には関係がないように感じることもあります。
重要なことは、『人生という流れは変化していくもの』であり、それに抵抗しても得るものがないということです。
流れが変化している最中は、過去の経験は使えなくて、新たな展望も見えないという、どうすれば良いのかが考えられない状況になることもあります。
だからといって、ただ流れに身を任せて良いということではなく、変化に対して自分の意思でそれを受け取って行くことが重要です。
そうすることで、やがて新しい展開が開けてきます。
コメント
”『人生という流れは変化していくもの』であり、それに抵抗しても得るものがない”
この言葉を胸にエゴに流されず、己の声を静かに見つめていきたいものです。
これからの変化に戸惑いをおぼえますが、楽しみでもあります。
追伸 念願のニッカウヰスキー宮城峡蒸留所を訪れることができ、ここの水の味とウイスキーの香が同じであることを知り得ました。本当に驚きです。素敵なパワースポットを訪れられとても嬉しく思います。