2014年 穴八幡宮 冬至 一陽来復

一陽来復

2015年版(2015年冬至から2016年節分まで)はこちら→(リンク


一陽来復の御守りを求めて、穴八幡宮に行く人の為に、冬至の意味や行き方などを書いておきます。

1.穴八幡宮の公式ホームページ

穴八幡宮(あなはちまんぐう)の公式ホームページは、2014年12月現在存在していません。将来的には作成されるとは思いますが、現時点では存在していませんので、交通アクセスなど、穴八幡宮参拝・一陽来復(いちようらいふく)を授かるために必要な情報をこちらに掲載します。

2.冬至の意味合い

二十四節気の一つで、グレゴリオ暦では12月21日か22日頃になります。太陽の南中高度が最も低く、昼が最も短くなるため、古代においては冬至を1年の始まりとしており、現在でも冬至は暦の基準となっています。これは冬至になると太陽の力が弱まり、人間の魂も一時的に仮死する。すなわち、陰極まれば万物みな衰えて死に、冬至が過ぎると太陽の力が帰り来ることによって再びよみがえると考えられ、古くは日本ばかりでなく世界中で「冬至祭」が行われてきました。

3.穴八幡宮の冬至祭

江戸城北の総鎮護である穴八幡宮では、江戸時代から続く、金銀融通の「一陽来復」御守を冬至から節分までの期間に授かる事ができます。 この御守を恵方に向けて高い場所にお祀りするとお金繰りが良くなると言う事で大変な人気があります。冬至の日が休日と重なると、授かるには数時間待ちになることもあります。

なお、ネットなどでみると、穴八幡神社と書いている人が多いようですが、ここの正式な名前は穴八幡になります。

以下の(1)から(3)写真は、平日に撮影したものなので、人が写っていませんが、冬至には沢山の人と参道両脇の出店で賑わいます。

(1)穴八幡宮入口正面

(2)隨神門

(3)本拝殿

(4)冬至の様子

本拝殿側から隨神門方面を写していますが、参道の両側には、出店が立ち並びます。行きは参道横の広場、帰りは参道を通ります。


4.一陽来復を授かるには

基本は冬至の日に一陽来復のお守りを頂くのですが、穴八幡に問い合わせしてみました。

領布(りょうふ:一般には「はんぷ」だが、穴八幡ではこう読んでいる)つまりお守りを頂けるのは、2014年の冬至から、2015年の節分までの間になります。

領布の時間帯は、
冬至: 2014年12月22日(月) 05:00-21:00
年内: 2014年12月23日(火)~12月31日(水)  08:00-19:00
正月から節分まで: 2015年1月1日(木)~2月3日(火) 09:00-17:00
とのこと。
冬至の日だけは早朝5時から領布するということです。

冬至の日は、5時の頒布開始時には例年徹夜組が既に並んでいるとのこと。また、5時ごろは地元の人も並んでおり、列の待ち時間は1~2時間ぐらいは考えておいた方がいい。東京メトロ早稲田駅に他方面からの始発電車が通過するのが6時頃になる。7時くらいにはいったん列が落ち着いてくる。

ということなので、冬至の日は郊外から来る人のことも考えると、朝の7時に東京メトロ早稲田駅到着で考えていた方が良いかと思います。ただし、そこから1時間以上は列に並ぶ事が予想されるので、会社員のかたは午前半休かもしくは休みということにしておいてください。それが無理な場合は、翌日が休みなので、そちらの日程で並ぶようにしてください。

上記の写真は2003年の冬至翌日の天皇誕生日の昼前の状況です。冬至の翌日ですが、晴天という好条件なので、行列は神社の敷地内だけでなく神社の敷地をぐるっと廻っていました。

2014年の冬至は月曜日で平日になるので、昨年に比べれば行列は少ないと思いますが、長い時間並ぶことにはなると思います。

5.一陽来復は二種類

一陽来復は、二種類あって、壁に貼るものと、財布などに入れる携帯型です。有名なのは、壁に貼ってお祀りする方です。金銀融通ですから、両方買っておきましょう。 

6.一陽来復をお祀りするには

お祀りするための方角や日時が指定されており、それらについては、一陽来復を頂いたときに一緒に2014年冬至~2015年節分版の説明書きを頂けますので、それに従って下さい。

下に2014年冬至~2015年節分版の説明書きを掲載します。画像クリックで拡大表示されます。

Manual

自宅の方角については、スマートフォンには方位磁石アプリが搭載されているので、それを使うと良いです。スマートフォンが無い人の場合は、帰りの参道の出店で方位磁石を売っているので、帰りに買っていくといいです。

7.2015年度の恵方

西微南(西南西からやや北より)方位角 255°になります。

そのため、御守りを貼る場所は、その反対側の東微北(東北東よりやや東)方位角75°の場所になります。
スマートフォンには方位磁石アプリがあるので、それを使うと方位角が数値で表示され正確になります。

出典:歳徳神 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B3%E5%BE%B3%E7%A5%9E

8.穴八幡宮へのアクセス 

地下鉄の駅から近く分かりやすいので、東京メトロ東西線が一番便利です。

◆東京メトロ東西線 早稲田駅 2番出口を出て、左に約200m グーグルマップ

グーグルマップで、住所の後に空白を開けて「駐車場」で探すと周辺にはコインパーキングがいくつもありますが、上記で書いた通り待ち時間が長いので、料金の上限設定があるパーキングを使う方がいいかと思います。

地下鉄東西線早稲田駅から穴八幡宮までの間にコンビニ(ファミリーマート)やファーストフードなど(サブウェイ、マクドナルド、モスバーガー、天丼てんや、銀だこ、他にもあり)のお店があり、また他にも早稲田駅周辺には多くのお店があるので、早稲田に付いてから食事もできます。

9.関連記事

冬至の解説
冬至の朝の玉前神社冬至(とうじ:the winter solstice)二十四節気の一つで、グレゴリオ暦では大体12月22日頃になる。天文学的には、太陽黄経が270度で、北半球では太陽の南中高度が最も低い、つまり日中の太陽が一番低い日であり...

10.参考

穴八幡宮(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%B4%E5%85%AB%E5%B9%A1%E5%AE%AE 

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