真実は一つではない [7/16 更新]

スピリチュアル◆悟り・ノンデュアリティ

神は存在しないのか?

以前も記事にしてますが、

神は存在するのか?しないのか?
ノンデュアリティの道を進んでいると、神は存在するのか?しないのか?という問題にぶち当たります。 ノンデュアリティでは、神は存在しないという考え方の方を取る人が多いです。 では、神は存在しないのか? いいえ、神は存在します。 でも、厳密に言う...

先日のノンデュアリティとスピリチュアルに関するカウンセリングで「神は存在しないのか?」という質問があったので、この話題について上記の記事とは別の角度から書きます。

この世界が創造された順番

私たちが生活しているこの世界が創造された順番を見てみます。
図にするとこんな感じになります。

ここでは、私たちの世界が創造されていく順番を図で表しています。
順番に意味があり、形や色にはあまり意味がありません。

でも、図にしてみると、天文学における宇宙創造の図とよく似ています(縦横の向きは違いますが)。
東京大学 見えてきた「宇宙のはじまり」
ビッグバン直前の一瞬を説く「インフレーション理論」
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400031452.jpg
記事はこちら(リンク

この世界が創造された順番は、
(1)ノンデュアリティ=すべては一つから始まり
(2)エネルギーが主体のスピリチュアル世界が生み出され
(3)その次に物質・肉体世界が生み出される
となります。

ノンデュアリティでは神が居ない

ノンデュアリティでは、神は存在しない。神は幻想であるとよく言われます。

それまで、スピリチュアルの世界で神や天使や精霊などについて学んできたり、交信してきたという経験を積んできたのに、いきなりそれを否定されるわけです。

ノンデュアリティでは世界は幻想である

また、ノンデュアリティでは、この世界が幻想であるとも言われます。

物質・肉体世界やスピリチュアル世界での様々な経験を積み重ねてきたことが、幻想の一言で片づけられてしまい、混乱します。

スピリチュアルを捨てなければノンデュアリティには進めない?

そのため、これまで人生で経験してきた物質・肉体世界の経験、スピリチュアル世界での経験を捨てなければ、ノンデュアリティには進めないという思いになって、悩むことになります。

これまで積んで来た経験を捨てるというのは、精神的に非常に重い問題になってしまいます。

私自身もその壁にぶち当たって数年悩んでいました。

しかし、過去に経験したことを無かった事にはできません。その経験をしたことは事実ですから。

経験した事実と、すべては一つという、スピリチュアルとノンデュアリティのどちらも成り立つ答えを模索し始めます。

スピリチュアルとノンデュアリティの狭間で苦悩する

この問題には、長い時間の苦悩が必要で、答えを見つけるのに3年ほどかかりました。

そのプロセスには、

(1)衝撃・・・これまで経験してきたことが無意味となるという衝撃
(2)受容・・・全ては一つであり、神は存在せず、世界は幻想であることを受け入れる

があり、

(3)解体・・・これまでの経験を一度全て解体して行く
(4)確認・・・解体した経験を一つづつ再確認する

そして、

(5)再構築・・・新しい考え方に到達する

ということが必要でした。

なので、これから書くことは、世界は一つであるという実体験がある人は直感的に理解できますが、実体験が無い場合は、単なる知識にとどまることになります。

真実は一つではない

私たちは、無意識の内に真実は一つであるということを前提にして物事を考えています。
この考え方は、多くの場合役に立つのですが、ノンデュアリティとスピリチュアルの両方を理解しようとするとき、弊害となります。

理解するための鍵は、「真実は一つではない」ということです。

ノンデュアリティを語る人の多くは、ノンデュアリティの世界のみを真実と捉えて、スピリチュアルの世界や物質・肉体の世界を幻想として取り扱います。

一方で、スピリチュアルを語る人の多くは、スピリチュアルの世界を真実と捉えて、物質・肉体の世界を副次的な世界として取り扱います。

つまり、語る人の立場(ノンデュアリティなのか、スピリチュアルなのか)によって、何を真実と見ているのかが異なるわけです。

ここには、複数の真実が存在しています。

ノンデュアリティとスピリチュアルのボーダー

ノンデュアリティとスピリチュアルには、明確なボーダー(境界)が存在します。

(1)ノンデュアリティの立場で、ノンデュアリティを語っているとき。
(2)スピリチュアルの立場で、スピリチュアルを語っているとき。

この二つはいずれもボーダーの内側で物事を見て語っています。
この時、混乱はおきません。

しかし、ボーダーを超えて物事を見て語るとき、

(3)ノンデュアリティの立場で、スピリチュアルを語っているとき。
(4)スピリチュアルの立場で、ノンデュアリティを語っているとき。

その言葉を聞くと混乱がおきます。
特に(3)の場合は、これまで経験してきたことを否定されているように聞こえるので、非常に混乱します。

ノンデュアリティとスピリチュアルを混ぜると危険です。
漂白剤ではないですが「まぜるな危険」ということですね。

スピリチュアルからノンデュアリティに進むとき

スピリチュアルからノンデュアリティに進むとき、人は無意識的に二つのそれぞれの世界を一つの真実であると勘違いしてしまいます。そうして混乱します。

重要なのは、スピリチュアルとノンデュアリティは、それぞれ独立した世界として扱うことです。それぞれの世界にそれぞれの真実が存在しています。

神は、存在し、存在しない

つまり、冒頭の質問の「神は存在しないのか」へは、

スピリチュアル世界では、神は存在する。
ノンデュアリティ世界では、神は存在しない。

という二つの真実が同時に存在するというのが答えになります。

あなた自身が、どちらの世界に立って語るのかによって答えは変わります。

私自身は、三つの世界(ノンデュアリティ、スピリチュアル、物質・肉体)のそれぞれの立場に立つことができるので、質問者に合わせて私が立場を使い分けて回答しています。

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