1時間あたりの線量と1年間の線量の換算表を作っておきました。前記事の地図を見るときの目安にしてください。
列の左が1時間あたり、右が1年間の線量になります。
1年間の自然放射線をのぞいた基準値が1mSvですから1時間当たりの(自然および医療放射線を除いた)線量で、0.11μSvが上限になります。
ただし、これは1年の数値であり、実際にはそこに何年も住むことになるので、
累積線量=1年間線量×居住年数
が最終的な累積線量になります。
空間線量は一般的に、自然放射線と今回ような人工的な放射線の合算数値になっているので、このような計算のときには、事故前の平均線量を差し引くことが必要です。
自然放射線量については、以下のサイトの地図が参考になります。
日本地質学会 > 日本の自然放射線量
http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html
こちらはグラフで見ることができます。青い点線が自然放射線のレベル(幅があります)。
全国の放射能濃度一覧
http://atmc.jp/
また、室外と室内や場所によっても線量は異なり、また内部被ばくについては考慮していません。この表は、分かりやすくするために単純化していますので、あくまでも目安としてとらえてください。
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