(14)人と神の関係

リアライズ

神とは何者なのかを問いかけた時、大きく分けて二通りの答えがあります。

ここでは、個人的信条・信仰として、人と神の関係を考えます。神に関する詳細ではなく、大きな枠組みとしての二つの考え方をお話しています。

(1)人と神は異なる存在であり、神は人の上位に存在し、神は全ての創造者である

(2)人は神であり、神が肉体を持ち制限の中に生きる時、それを人と呼ぶ

世間一般的に、神とはどんな存在なのかを問うと、(1)の考え方になります。
神についてよく知らない人、通常の宗教を信じている人、神は人より上位に存在すると信じている人、これらの人は、人と神は異なる存在だと信じて疑いません。

(1)の考え方をしている人に、
・神はなぜこの世界の不幸を放置しているのか?
・この世界の戦争や災害などの痛ましい出来事をなぜ神はそのままにしているのか?
・キリストの神は二千年以上経っているのになぜ降臨しないのか?
と聞いても、明確な答えを聞くことはありませんでした。指導的立場の宗教家でも同じです。

それぞれが信じる世界に生きているのだから、ここでは様々な人の信仰をとやかく言うつもりはありませんし、それぞれが信じる神を否定するつもりもありません。

でも(1)とは異なる考え方も存在します。

(2)の考え方を箇条書きにすると、こうなります。

・人は全て、元をたどれば神である。ワンネスは、その神の大元に存在する。
・人は、神が肉体を持った「現れ」である。
・神が制限世界における「体験」をするために、肉体を持ち人になる。

・様々な不幸や災害などの痛ましい出来事は、神がそれを制限世界で体験するために存在している。

様々な不幸や災害などの痛ましい出来事がなぜ存在するのかは、それらを神の目線から見ることが必要です。
神の世界には、不幸や災害は存在しません。
だから、神の目線から見れば、それらは制限世界だからできる貴重な体験になります。

・神が降臨することはない。

肉体を持って人になることが一種の降臨です。
だから、(1)の人たちが期待するような降臨はありません。

【神に近づく】

この世界は、人が神を忘れることで、制限世界の様々な体験をするように出来ています。

忘れていた神を思い出し、近づくことができれば、様々な潜在的な能力を引き出すことができるようになります。

神に近づくために必要なことを、リアライズで書いています。

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