(6)なぜ思い通りの人生ではないのか

日々を生きていると、人生とは自分の思い通りにならないものという考え方が出てきます。
でも、実際は潜在意識の想い通りの人生が目の前に現れています。

思い通りにならないというのは、顕在意識がその意識の思い通りではないということを考えているだけです。
つまり、潜在意識の想いと顕在意識の思いとの間にギャップが生じているという状態があるため、思い通りの人生ではないという考え方になっているだけです。

無心で生きるという生き方は、顕在意識の思いを無くして、潜在意識の想いで生きるという生き方です。そうすると、潜在意識の想いと顕在意識の思いとの間のギャップが無くなるので、平和で自然体で生きていくことになります。

でも、無心で生きるというのが難しいという人が大部分です。

なぜそうなのかと言うと、顕在意識の思いの人生を経験するために、私たちは生まれてきたからです。なので、難しいという思いが出てきます。

しかしこの経験は、経験すれば用済みにすることができます。
既に用済みになっている人が結構な人数います。

なのに、用済みの経験にいまだにしがみついているから、思い通りの人生ではないということに陥っているだけなのです。