常陸国(現在の茨城県に概ね相当)の石岡・小美玉地域を代表する神社に呼ばれたので行ってきました。
1.常陸国総社宮
最初に行ったのは、常陸国の国府跡に隣接する総社宮です。
総社宮とは:
日本の律令制度(7世紀後半から10世紀半ば)において、着任した国司の最初の仕事は、赴任した領地の代表的な神社を巡って参拝することでした。
平安以降では、国府の近くに領地の神社を取りまとめた総社を設けることで参拝を簡略化することが行われました。
そのため、総社はその国の重要な神社をまとめてお祀りした神社になります。
随神門
拝殿
常陸國總社宮 - 常陸国総社宮
茨城県石岡市総社2丁目8−1
https://sosyagu.jp/
2.素鵞神社
次に行ったのは、小美玉市小川の総鎮守の素鵞神社(そがじんじゃ)。
素鵞神社は、地域の総鎮守の神社として、多くの人の崇敬を集めている神社で、参拝している時にも、色々な人が参拝に来ていました。
こちらの神社は、後述の百里神社の兼務社となっています。
鳥居
拝殿
常陸國小川鎮座 - 素鵞神社
茨城県小美玉市小川古城1658-1
https://www.sogajinja.com/
3.百里神社
百里神社は、旧海軍の百里原海軍航空隊の守護神として鎮座され、御祭神は天照大神。現在の航空自衛隊百里基地(茨城空港)そばに、静かに佇んでいます。
その姿は、普通の神社とは異なり、かなり骨太の姿になります。
おそらく、大戦頃に敵からの空襲に合うことを想定して頑丈な作りにしたのだと思われます。
入り口から
鳥居
本殿
一見すると神様がおられないかのような本殿でしたが、しっかりと神様はおられました。
百里神社は、氏子のいない神社であることから、境内も含めて整備ができておらず、兼務社の素鵞神社で奉賛募金を行っています。
百里神社整備事業ご奉賛のお願い
百里神社では現状を憂い、社殿の改築並びに境内整備事業を計画致しております。しかしながら、頼るべき氏子のいない神社であることから、事業資金の確保に窮しているところです。
悲願達成のためには、ご尊敬の皆様の御神縁に頼るほかなく、左記のとおり奉賛募金を行わせていただく事といたしました。誠に心苦しくは存じますが、格別の御高配を賜りたく伏してお願い申し上げます。
記
一、奉賛額 一口 五千円
一、奉賛方法 素鵞神社にて承ります。
一、奉賛御礼 一口に付き、「特別御神札」と「特別御朱印帳」を贈呈します。
ということで、私も一口奉賛してきました。ただ「特別御神札」と「特別御朱印帳」は頂いても神棚にはすでに多くの神札があること、御朱印は現在収集していないことから遠慮させていただき、全額を百里神社整備事業に使って頂くようにお願いしました。
百里神社
茨城県小美玉市山野1653
素鵞神社御朱印ページ
https://www.sogajinja.com/御守と御朱印/御朱印/
4.胎安神社
こちらは、帰りに立ち寄った神社。
奈良時代に創建と伝わる歴史のある神社で、市道から少し入った場所にあります。
地域とのつながりが強い神社です。
神門
拝殿
胎安神社
茨城県かすみがうら市西野寺434
http://www.tayasu-zinja.com/
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