天照大御神(アマテラス)を祀る伊勢神宮内宮本殿は南面しているので、
参拝する人は、北向に参拝をすることになります。
内宮本殿から北に直線で80Kmほど行くと、そこには素戔嗚尊(スサノオ)を祀る津島神社があります。
つまり、伊勢神宮内宮に参拝すると、天照大御神(アマテラス)を参拝すると同時に、素戔嗚尊(スサノオ)を遥拝していることになります。
さらに、北東30度に16kmほど行く真清田神社がありこちらは饒速日尊(ニギハヤヒ)を祀っています。
三社の位置関係はこうなります。
以前にも書いてますが、饒速日尊(ニギハヤヒ)はもうひとりのアマテラス=男のアマテラスです。
アマテラスは二人いる
天照大御神(アマテラスオオミカミ)というと、伊勢神宮に祀られている女性の神様を指すのが一般的です。 ところが、それ以前の歴史を辿って行くと、アマテラスは男性の神様になります。 一般的に言われる、女性のアマテラスより先に存在していたのが、男性...
日本の神々は、そもそも男のアマテラスが主神だったのが、後年女のアマテラスとスサノオが主神に変化しています。神社の配置は、それを暗示しているかのようです。
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