神社の参拝作法で、「参拝時に自分の住所氏名を読み上げることが大切」ということを書いている人がいます。
本当に必要なのでしょうか?
神様に聞いてみました。
●神様に聞いてみた
Q 神社参拝時に、自分の住所氏名を読み上げる必要があるの?
A 人によっては必要。
Q え、そうなの?
A それ(自分の住所氏名を読み上げる)をすることで、きちんと参拝できたと安心する人が居るので、そういう場合にはそれは必要。
でも、本来は必要ない。
Q じゃあ、祈祷で宮司さんが参拝者の住所氏名の読み上げを行うのは?
A 宮司は神と人を取り次ぐ役割があるが、宮司が参拝者を知らない(初対面)ことが多い。
そのため、宮司が参拝者を(どこの誰なのかを)特定して取り次ぐためには読み上げが必要になる。
また、参拝者は、読み上げされることで宮司が取次したと理解できるので、安心する。
そのために読み上げが必要になる。
Q 本人が直接参拝する時は?
A いらぬ(不要)。
神は全知であるから、誰が来ているのかは良く判っている。
●結論:読み上げは要らない
ということで、本人が参拝する時、読み上げは不要ということでした。
やりたい人はやっても良いですよ。神様は大らかなので、細かいことにはこだわりません。
コメント
神さまは、いらないと思うけど、私は伝えてるなあ。
場所によっては、参道を歩く時から「東京の世田谷の辰巳です」みたいに話し始めている事もあります。
まあ、礼儀とか、自分の気持ちの問題だとは思うんだけどね。
あとご祈祷のときは、私も必要だと思います。だって、神職が取次いでくれるのに必要だし。
> 辰巳さん
住所氏名は、それを伝えた方がしっくりくる人は、そうした方がいいですね。