日本で日食が観測できるのは、4年ぶりです。
画像は、国立天文台のサイトから(リンク)
東京では、10時12分から12時05分までの間で部分日食を見ることができます。太陽の欠け方は、南に行くほど大きくなり、札幌では5%、東京では15%、沖縄では22%まで欠けます。
日食を見る時には、太陽を直接見ると目を傷めるので、専用の日食観測グラスなどを使ってください。
4年前の日食の時にも話題になりましたが、日食観測グラスとして安売りされているものは、目の保護が十分でないもの、場合によっては使うことが危険なものすらあります。数百円ケチって粗悪品を買って目を傷めた場合、重症だと一生治らないことがあります。
買うのであれば、光学機器メーカーのKenko(ケンコー)やVixen(ビクセン)など信頼のおける光学機器メーカーのものを買うようにしてください。これらのメーカーの日食観測グラスは覗く面積が狭いのですが、質の良い(つまり高価な)フィルムを使うことで十分な目の保護をするためにこのようになっています。実際に観測してみると分りますが、覗く場所は目の大きさ以上の面積は必要がないので、狭くても十分です。
Amazon:Vixen 2016年3月9日(水)部分日食特集(リンク)
また、覗く面積の広いゴーグル型の場合、一見すると見やすそうに思えますが、このような製品の場合、大抵が溶接用のものを転用しており、太陽光に対する目の保護が十分ではないので、注意が必要です。
安全な日食観測グラスを選ぶ参考の為に、2012年の記事リンクを掲載しておきます。
日食観測グラス(その1)
https://en-light.net/archives/3056
日食観測グラス(その2)
https://en-light.net/archives/3071
日食観測グラス (その3)
https://en-light.net/archives/3074
日食観測グラス(その4)
https://en-light.net/archives/3086
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