温泉と湯治

温泉

野反湖

今日は、嬬恋村パノラマライン→大滝乃湯→野反湖→草津ビッグバスを巡ってきました。
外湯は、昨日と合わせて四箇所になりました。この四箇所を湯治ということでお気に入り順で並べると、
1.大滝乃湯
2.ベルツ温泉センター
3.西の河原露天風呂
4.草津ビッグバス
となります。あくまでも湯治を目的とした場合ということで、温泉を楽しむということであれば、順番も変わってきます。
温泉にはまだそれほど沢山行っているわけではないですが、箱根などの温泉と比べて気が付いたことがあります。(ここから先は、現在のところ仮説になりますが・・・)
温泉を二つに分けると、「陽の温泉」と「陰の温泉」に分けることが出来るようです。
ここで言う、「陽」「陰」というのは、人の身体エネルギーへの働きかけの違いによるものです。

■陰の温泉
身体エネルギーへの働きかけが「陰」であるというのは、身体エネルギーのうち、本人が必要としないものを温泉が引き取ってくれる、つまり身体エネルギーの過剰な陽である疲れを取り去ってくれるものです。

■陽の温泉
身体エネルギーへの働きかけが「陽」であるというのは、身体の一つ一つの細胞にエネルギーを与えて、活性化することで、人体の活力を取り戻すというものです。
「陽の温泉」は、身体の活性化により、湯治という効果が現れてくるのだと考えています。なので、いわゆる湯治の湯として知られている温泉が持っている性質というのは、「陽の温泉」になると思います。
今回、感じたのは、箱根などの温泉が疲れを癒す(落とす)のに対して、草津の温泉では湯温度が高いこともありますが、疲れを癒すということは感じず、むしろ細胞のひとつひとつが活性化しているということです。
三日目からは、その効果を身体的に実感できます。まるで違う身体になったかのように変化しています。今回は、明日で草津からは離れるのですが、7日ずっと草津の湯に入っていれば、さらに身体エネルギーが変化したであろうことは、容易に想像できます。

コメント

  1. はぁぷ より:

    私は温泉はかえって疲れたり、風邪を引いたりしてあまり得意ではないです。でも「陽」のエネルギーというのがあるのなら、その性質の温泉だったら、けっこういけるかもしれません。(^o^)v
    温泉はその人の体質(あるいはその時の状態)に合わせて選んだ方がよさそうですね。

  2. いざわ より:

    初めて聞くお話でとても興味深く拝読しました。
    八雲さんでなければ書けない記事ですね。

  3. 八雲 より:

    はぁぷさん
    温泉は、源泉によって様々ですから、その人に合っている温泉を選ぶことが大切ですね。
    疲れたり、風邪をひいたりしてしまうというのは、「陰」の温泉が苦手であるということかもしれませんね。
    いざわさん
    おそらく、これまでの温泉についての記事は、成分だとか温度など科学的な測定に偏っていたせいだと思います。でも温泉そのものは昔からあるので、古書を探せば同じような観点から見たものがあるかもしれませんね。

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