厄年というと、概ね以下のとおりになります。
男性 25歳 42歳 61歳
女性 19歳 33歳 37歳
上記の年齢の前後は、前厄・後厄とも言います。
厄年には、悪しきことが起こるという理解をしている人が多いのですが、それは正確な理解ではありません。
神社の厄年に関する看板などに書いているのは、
「厄年とは 古来より人生において心身の節目や責務の重き時期をいう」
ということです。
つまり、上記の中でポイントとなるのは、「心身の節目」「責務」ということです。
男性の場合は、人生の中での「責務」が変わる時期であり、女性の場合は「心身の節目」とも言えます。
なので、別の表現をするなら、「変化の時期」であるということです。変化の時期に来ているのに、それまでのやり方やあり方のままでいると、変化への圧力に負けてしまうことがあり、それが結果として悪しきことが起こるということです。
つまり、悪しきことが起こるというのは、変化に対応していないというシグナルになるのです。
なので、厄年というのは、自分自身が心身や責務といった面で変化しなければならない時期に来ているという意味になります。女性の場合は特に身体的な変化(出産など)が30歳代にあるので、30代に厄年が二回あるということになります。男性の場合は、責務という面が強いので、概ね20年ごとになります。
厄年というのは、自分自身が変化する必要がある時期になり、その変化をしないでこれまでのやり方や責務のままでいると、その結果として都合の悪いことが起きるという警告になります。
大切なのは、厄年を「悪しきことが起きる時期」であると捉えるのではなく、「自分自身が変化する時期」であると捉えることです。
なので、神社などに行って厄払いをするのが、変化の時期であることを認識・確認するために行うのであれば、良いことです。逆に、悪しきことを起こらないようにするというのは、本来の意味から外れることになります。
前厄、後厄がなぜあるのかということも、「自分自身が変化する時期」と考えれば、人それぞれの状況は、それぞれ違うため、特定の年齢の時期に何かが起きるというのではなく、概ねその年齢とその前後の時期が「自分自身が変化する時期」であるとするなら、理解しやすいと思います。
コメント
確かに「変化する年」と考えれば、おおいに納得がいきますね!!
神社に行くと、「大厄」の齢が看板に明示され、その中に昭和24年もあって、私は今年が大厄なんだとひそかに心配していました(*^^)v。
八雲さんは、こんな風に私たちの思い込み思考をプラスに転じるアドバイスをカウンセリングの中でもして下さるので、勇気づけらますね。
今年はまさに本厄です。
「変化の年」
ただ、どう変化をすればいいかが分からないのが問題です。
周りを注意深く見つめればおのずと答えが出てくるのかしら。。。
う~ん。
何をどう変化させていくか。
う~ん。う~ん。。。。
産みの苦しみだ(゚ー゚;