テストで100点を取るということを、生徒・学生時代には、要求されるわけですが、これが人生の幅を狭くしているということに気が付いている人は少ないです。
義務教育から高校まで、生徒・学生として、授業とテストが主題の毎日を12年間過ごすことになるわけですが、このときに、徹底して刷り込まれるのが、
・100点取れるのが偉い
・60点や70点では不足している
ということです。
ところが、社会に出て、仕事・ビジネスをするときには、100点取れるということの方が稀になります。
時には、50点で良しとすることも必要で、さらには新しいことに取り組むとなると、30点でも良いからやってみないといけないということは、よくあります。
でも、学校時代に100点とることを刷り込まれてしまうと、30点とか70点取るという、一種のチャレンジに対して腰が引けてしまう、そんなことが起きています。
社会では、100点なんて取れることの方が、稀なことです。なのに、、100点を取ろうとするから、チャレンジが出来なくなってしまっています。
チャレンジをするということは、知らないこと・知らない世界に、足を踏み入れるということです。そこでは100点を目指すのではなく、取れる点数をまずは取るという考え方が大切です。
スピリチュアルな事を学ぶということも同じです。
これまで知らなかったことですから、100点を取ろうとすると、無理が出ます。できることをまずやってみるという考え方が、世界を広くします。
スピリチュアルな世界は、広く・深いため、色々な答えが出てくることもあり、実は正しい答えというものはありません。なので、テストをして100点を取ったとしたら、スピリチュアルな世界のうち、ごく狭い範囲のことしか知らないということです。
なので、100点を目指すのではなく、まず出来ることをやってみるという気持ちが大切です。
そして、新しいことを学ぶということは、最初は失敗もあるということです。失敗を恐れるのではなく、それを経験として、活かすことが大切です。
コメント
大変いいお話です、わたしは商売ですが、やはり、ダメ元、一回の失敗、売れ出すまでのタイムラグ、なんでもアリアリです(笑)
百点とれないからこそ楽しい!と、開きなおりでなく思ってもいます。好きな仕事だからかもしれませんが・・
バラ子さん
そうですね。
学校では百点が褒められるけど、社会では百点取れないのが普通ですね。