出雲大社と縁結びについて

出雲大社は大国主を祀る神社として知られていますが、もう一方で縁結びということが言われています。

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ところが、立場が違えば、縁結びどころではないという話になります。

記紀の記述によれば、大国主が国譲りのときに、息子の事代主は賛同したわけですが、反対した神もいて、建御名方神は反対するが、建御雷神に負けて、最終的には諏訪に追い込まれるわけです。
国譲りというのは、出雲側から言い出したことではなく、日向側から言い出したことですから、そもそも大国主は国譲りをしたかったわけではありません。しかし、神々の勢力の関係から、譲ったわけです。
その代償としてあの大きな出雲大社が建てられて、出雲の名誉を守る代わりに、国を譲るようにしたと考える、つまり名誉を渡して、実を取るということで考えるなら、出雲大社がなぜあれほどにも大きいのかも理解できるわけです。(末尾リンク参照)

建御名方神は最後まで国譲りに反対したわけですから、その立場から見れば縁結びなどではないということになります。
私の場合、建御名方神すなわち諏訪大社との縁が深いためなのか、私の周りで出雲大社に行って縁結びできましたという話は、聞いたことがありません。

つまり、出雲大社が縁結びというのは、日向側(天照側)の立場から主張していることであって、それは立場が変われば異なるものになります。

ただし、神社の運営(さらには財政事情)ということで考えるとき、縁結びということを言っておくと、若い男女が参拝に来てくれるので、そういう意味で入れている神社があるのは事実です。このあたりは、東京大神宮の最近の盛況ぶりを見ればわかると思います。

なので、全国を廻っていると、「なぜこの祀神なのに、縁結びになってるの?」と疑問マーク「?」が私の頭上に浮かぶ神社もけっこうあります。

それでも、出雲大社に参拝したら縁結びできたという話もあります。

それはどういうことかというと、「自分の意識」がポイントです。

出雲大社は縁結びの神社であると言われて、それを深く信じると・・・
自分が信じた結果が出てきます。
それは、「鰯の頭も信心から」という格言にもあるとおり、信じることがポイントです。
信じていなければ、そういう結果も出てきません。

なので、出雲大社は縁結びの神様の神社であるということを、「シンプルに信じている」人には、そういった結果が出てくることになります。
これは、信じることがポイントなので、出雲大社でなくてもそういう結果が出てきます。
なので、「○○神社は、縁結びの神社であると、シンプルに信じる」ということがポイントです。
この場合、祀っている神様が何者であるかどうかは、別問題です。あえて言うなら、縁結びの神様でなくても構いません。「信じる者は救われる」という言葉がありますが、これも同じで、心底信じれば、信じたことが起きることがあります。

(信じるということと、現実化の関係については、別記事で書きたいと考えています)

良いことかどうかは別にして、(宗教であるかどうかに限らず)ある教えにおいて、その教えを首まで浸かって信じているなら、その教えが言っているような事が実現化してしまうということになります。
この教えというのは、(宗教であるかどうかに限らず)占いの世界でも同じことが言えます。なので、その現実化が自分にとって有益なのかどうかを判断することも大切です。

ということなので、あえて「出雲大社は縁結び」ということを、シンプルに信じて参拝に行くなら、それなりの結果が出てくることもあるということが言えます。

なお、縁結びということであれば、箱根の九頭龍さんとか、下田の白浜さんの方が、歴史的な経緯も含めておすすめです。

【参考】
大林組
季刊大林 > 古代・出雲大社本殿の復元
http://www.obayashi.co.jp/kikan_obayashi/izumo/p01.html

上記のページの詳細は以下の書籍になります。

古代出雲大社の復元―失なわれたかたちを求めて
福山 敏男 (監修), 大林組プロジェクトチーム (編集)
出版社: 學生社; 増補版版 (2000/06)
ISBN-10: 4311202369
ISBN-13: 978-4311202360
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