氷川神社の祭神はスサノオなのか?

氷川神社の祭神は、多くは須佐之男命(スサノオ)と奇稲田姫命(クシナダヒメ)とされていますが、どうも釈然としない思いを長年持っていました。
先日参拝してその謎も分りました。

同じスサノオを祀っているのにこの違いは?

南千住の素盞雄神社では、スサノオが明瞭に表れるので、分りやすいのですが、

大宮氷川神社に参拝したときは、

大きな神社にもかかわらず、南千住の素盞雄神社のような明瞭さがなく、以前から不思議に思っていました。

アラハバキ

一方で、大宮氷川神社の摂社に「門客人神社」があり、古くは「荒脛巾(アラハバキ)神社」と呼ばれていたもので、大宮氷川神社の先住の神がアラハバキと言われています。

アラハバキは、諸説ある神なのですが、根源的な男神と女神であれば、様々な姿を見せるので、諸説が並び立つのも当然となります。

大宮氷川神社一帯は、古くは蝦夷地と呼ばれる大和朝廷の力の及ばない土地だったのですが、大和朝廷により武蔵国が開拓されて行くとともに、神社の神様が祀り替えされて、現在のスサノオとクシナダヒメになったと言われています。

寒川神社の祭神

大宮氷川神社の祭神と似ている神社に、寒川神社があります。寒川神社の祭神は寒川比古命
と寒川比女命とされていますが、この神も良く分からない神であると言われていますが、私の見る限りでは、陰と陽といった根源的な男神と女神であると考えられます。根源的であるから、人的な現れ方をすることがなく、参拝者に応じて様々な姿を見せるということです。

大宮氷川神社の祭神

その視点で見れば、大宮氷川神社の祭神は、スサノオとクシナダヒメとはされているが、根源的な男神と女神を、武蔵国開拓に尽力した出雲族の神話に合わせて、その姿になったのだとすれば、非常に納得が行きます。

大宮氷川神社は大変人気のある神社ですが、根源的な男神と女神が祀られて、参拝する人に合わせた姿を見せてくれるということならば、人気があるのも納得です。


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