自分と世界との関係(3) エネルギー体の世界、あなたと私は違うという体験、時間がない世界

■エネルギー体の世界

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 存在界 → エネルギー
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 神仏界 → エネルギー&順序
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 霊 界 → エネルギー&順序
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 人間界 → 物質&時間
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この世界の階層のうち、人間界が他の世界(霊界~存在界)と異なるのは、「物質」と「時間」があるということ。霊界と神仏界には「エネルギー」と、時間はないが「順序」がある。

神仏も基本的に、エネルギー体であって、物質的な肉体を持っているわけではない。神仏像が描かれたり、彫像になっていたり、あるいは第三の目で姿を観たりするが、それは神仏の本来の姿ではなく、人間が見やすいように肉体的な表現としてのイメージの投影を神仏側で行っているということである。

宇宙全体を見れば、物質の身体という人間タイプの存在は、非常に少ない。むしろエネルギー体としての存在の方が圧倒的に多い。そのため、我々のような人間タイプの宇宙人を探そうとしてもなかなか見つからないのは、エネルギー体が圧倒的に多いため。
スピリチュアルな世界において、地球外の生命体として、水星人、金星人、プレアデス人、シリウス人、オリオン人、ベガ人などが言われているが、彼らはその星に肉体を持って生きているわけではなく。エネルギー体としてそれらの星のエネルギー領域に存在する。そのため、肉眼では見ることができないので、金星を望遠鏡で覗いて「いない」と言っても、見方が違うということになる。

■あなたと私は違う・・・という体験

人間界では、物質の身体を持っているので、自己と他の境界がはっきりしており、「私とあなたは違う存在である」という体験をする。

(私)← 違う存在 →(あなた) = 分離の体験

しかし、エネルギー体の世界では、自他の境界がはっきりしていない。分かりやすい例で例えるなら、海の水は世界で一つ(ワンネス)だと言ってもいい。海水は世界で一つだが、海面に立つ波は個別でありなおかつ無数に存在するように、一つでもあるが、個別でもあるということになる。
なので、エネルギー体の世界では、

(私)← 違う個性 →(あなた) = 分離
   であると同時に、
(私)← 一つの存在 →(あなた) = 統合

つまり、分離と統合の二つの側面が同時に存在し、体験しているということである。なので、私とあなたは個性は違うが、本来は一体であるという体験をしています。

我々人間は、この物質世界に何をしに来ているかというと、上位の階層ではできない、「私とあなたは違う存在」を体験しに来ているわけです。これは物質的な身体持つことで初めてできる体験です。言い換えるなら、モノ的な体験をしに来ているとも言えます。

ワンネスとか、全ては繋がっている、という話をしても、なかなかそんな風に感じられないというのは、分離の体験をしに来ているということから来ています。物質という肉体では、「モノ」として自己と他の境界を持つという体験をすることができます。これは上位階層ではなかなかできない貴重な体験になります。
そして、分離の体験を充分体験したら、元は一つであるという統合の世界に気づき、やがて戻って行くことが目的です。

■時間がない世界

宇宙物理学の世界において、物質世界を表す根本的な物理学公式になると、時間という変数がなくなる。宇宙物理学的理論をやっていくと、究極的には時間がなくなるため、宇宙には時間がないのでは、と研究している人もいる。

霊界以上の上位階層では、時間はないが、物事が発生する順序は存在しています。
ここでは、事象A・B・Cについて考えてみます。
人間世界では、時間があるので
13時にAという事象が起きる → 14時にB → 15時にC
という具合に、事象同士の間には、時間が存在するので、我々は事象という物事が起きることの順番を時間軸で見ているわけです。

上位階層では、時間ではなく順序があります。
さきほどの事象A・B・Cで言うなら、
Aという事象が起きる → B → C
時間が無くなるが、事象が起きる順序そのものは同じようになります。
事象AとB、BとCの間には時間がないということになりますから、事象と事象との関係は、あくまでも順序の関係ということになります。

以下は、私自身の体験になりますが、全国の神社を巡っていたころ、神社に行く道はガイドさんの声で決めるわけですが、その際に、交差点をどちらに曲がるのかは正確だが、距離感が全くあてにならない。「次の交差点を左」「しばらく走ってから右」、と言われたが、交差点を過ぎて、すぐに右に曲がったり、逆に「Y字を過ぎて、すぐ右」と言われたのに、曲がるポイントが5キロ先だったりするという経験をしています。

これは、どういう事なのかということを考えてみると、距離と速度と時間の関係は、
 距離 = 速度 × 時間
上位世界において時間がないという事は、距離がない、という事になります。おそらくガイドさんは、サービス精神旺盛で言ってくれたのだと思いますが(笑)、なにせ時間が無い世界から道を見ているので、距離感はバラバラになってしまいます。

時間がないという事は、何か起きたとして、それが100年後であっても0.1秒後であっても感覚的には同じという事になります。なので、観える人が「古戦場で昔の武将が戦っているのが見える」というのは、我々の時間感覚からすると不思議に思えるわけですが、向こうは時間がない順序の世界であるのであれば、向こうの世界の歩く「一歩」が、こちらから見れば100年後という時間であってもなんの不思議もないということです。

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