ここのところ・・・

東日本大震災

放射線関連の記事が多くて、スピネタがなくてすみません。

自分自身でも、未知の領域であったことから、色々と調べたり・測定したりが多かったので、その分だけ、記事も放射線関連が多くなっていました。
調べものもある程度落ち着いてきたので、そろそろ本来のスピネタの方に戻れそうです。

放射線(放射能)については、東北・関東・東海地域の人たちにとっては、もはや日常の風景になってしまいました。なので、正しい知識を持って対応することが求められます。

何が正しい知識なのかというと、なかなか難しいのですが、私の判断基準は、こういう感じです。

物事にはメリットもあればそれに伴うリスクも存在している。例えば自動車に乗るということは、徒歩や電車では楽に行くことが出来ない場所に楽に行くことができるようになるというメリットもありますが、その一方で交通事故というリスクもあります。
どちらか一方のみを強調するのではなく、その両方をきちんと見据えていることが正しい知識だと思います。
これは、自動車に限らず、どのようなテクノロジーでも同じで、核燃料を使うことについても同じです。核燃料を使うことが持っているメリットとリスクの両方をきちんと評価して、それを正しく伝えている、ということが正しい知識であると思います。
なので、ある人が、メリットばかり強調するとか、リスクばかり強調するというのは、正しい知識を伝えていない可能性があると思います。

ただ、原子力発電(=核発電)については、色々と調べてみると、メリットよりもリスクの方が遥かに大きいので、これに対しては、「賛成」か「反対」かという立場ではなく、「要らない」というスタンスです。

日本の場合、なぜか
民生利用=原子力(Atomic Power)
軍事利用=核(Nuclear)
という使い分けをしますが、世界的にはそういった民生・軍事という使い分けの考え方はなく、どちらも同じものとして扱っています。
なので、
原子力爆弾=核爆弾
であり、
原子力発電=核発電
となります。

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