この文章は、「花粉症は、そもそも存在しない」のコメントの返信ですが、説明が長くなるのと、記事のタイトルと合わなくなるので記事としてこちらに掲載します。
(元記事)
花粉症は、そもそも存在しない(リンク)
> いっかい さん
> JAZZMAN さん
ホームページに私の写真がありますが、頭髪については同世代に比べて多い方で、禿げるのではなく白髪化の方に進んでいるので、禿げについては、説得力ないかもしれませんが・・・
精神的なものが影響することは事実です。思考は現実化するという言葉がありますが、現実というのは、最初に思考(言葉)ありなので、真面目に心配するほど、ゆっくりと時間を掛けて結果が出てくるということもあります。
一方で、花粉症や腰痛の場合は、神経で感じる感覚なので、意識を変えると結果が早く出ます。
腰痛は、本を三回読んだら再発しなくなりました(リンク)
肉体的な器質が原因である腰痛の場合は、紹介している本を読んでも治らないということは、著者自身も本の中で書いています。
物質というのは、意識を変えてもすぐには変わらないようにできています。でないと、この物質的な三次元世界が安定しないので、経験することができなくなってしまいます。
身体的な特徴については、禿げ以外にも、身長・体重・体型など、色々なものがありますが、そういう特徴が無い人には、そういう人たちの気持ちというのがなかなか理解しづらいということは事実としてあると思います。
生まれ変わりで複数の人生を経験する中で、精神的にも肉体的にも様々な経験をしていくことになります。なので、一回の人生だけで見れば理不尽に見えても、複数の人生経験全体で見れば、理不尽ではないということを沢山観てきました。
身体的な特徴や性格・能力的な事柄については、良いとか悪いとかではなくて、複数の人生を経験する中での「個性」の一つであるというのが私の考え方です。
男性ホルモンと頭髪の関係は知られていることで、頭髪が少ないということを、精力の現れであるとする考え方もあるので、頭髪が少ないとセクシーであるという人もいます。
「個性」と言っても、それを悩んでいる人には解決にはならないかもしれませんが、ガイドさんや神様に聞いても、やはりそういう答えが返ってきます。
とは言え、悩んでいる人にとっては悩みなのですが、人間が悩むというのは、「比較」している時です。世界の人の全てが禿げであれば、禿げに悩むことはなくなります。
そして、悩むのは、その悩みの対象が、「自分自身を代表している」と考えているからになります。
つまり、禿げに悩むひとは、「自分と誰かを比較する」→「自分の方が少ないと感じる」→「少ないということは、自分自身が劣っていると思う」→「自分と誰かを比較する」、というサイクルに入ってしまっていることが悩みということになります。
実際には、身体の一部分が「自分自身を代表しているわけではない」のですが、そういう思いがあると、悩みが継続することになります。
あなた自身は、あなたという身体・精神・魂・思考・行動の全ての総合です。
あなたの一部分のみがあなたを代表しているわけではありません。
コメント
ありがとうございます。
「精神的なものが影響する」ことは事実だと、以前から理解はしていたのですが・・・。
禿げについては、私はそれほど悩んではいないのですが、
身体的特徴、個性として受け入れることが一つの解決方法なのでしょうね。
丁寧にご説明いただきましてありがとうございます。
ご指摘の通り、悩み始めると思考経路があのように際限なくループしてしまうのですよね。
やがてそれがノイローゼになって、場合によっては自殺へと追い込まれるケースもあるのでしょう。私の場合、悩んだときは、必ず悩みの中に埋没せず、客観的に自分を見つめる「もう一人」の自分を創るようにしました。すると、「禿で悩むなんてばかばかしいじゃないか」という冷静な自分がもう一人いるものですから、悩みに押し流されることはありませんでした。
それにしても、先生の的確な文章を読んでみて、モヤモヤが晴れてきた気持ちもします。
先生の文章を繰り返し読むと、あの腰痛の本と同じような効果が出てくるのではないでしょうか。
でも、20代や30代の頃で禿げるというのはやはりヘビーだと思いますよ。
40代になると、世界の見え方や人生観が変わってくるじゃないですか。スピリチュアルな意味も含めて。人生のありがたみというか、自分の本質が見え初めてくるのが40代からというような気もしています。私の場合ですけれど…