やりたいことが見つからない

スピリチュアル・カウンセリングで、「やりたいことが見つからない」という相談を受けることがありますが、やりたいことがある人の方が少数です。

これまでのカウンセリングの経験から言えば、やりたいことが明確にある人は、4人に1人かそれ以下です。
やりたいことが見つからない人の方が多い・・・ というか、それが普通です。

人生において、やりたいことを持って生きている人もいる一方で、「人生そのものを生きる」人もいます。人生そのものを生きるというのは、人生の時々に起きたことを体験するために生まれてきています。なので、その生き方の場合、何か明確なやりたいことを持たない方が、その時々の体験をより感じ取ることができます。それゆえに、やりたいことが見つからないという事になります。

「人生そのものを生きる」タイプの人は、職業選択において、自分の内面を見つめて、やりたいことを探すと、やりたい事が見つからなくて、悩むことになります。自分の内面ではなく、自分の外側にある時代の流れや外的条件に応じて、職業を選択することが大切になります。

これからの時代が、金融であれば金融を選択する、農業であれば農業を選択する、あるいは、家族を養うために、それに合った職業を選択する、そういった選択の仕方になります。

もしくは、家を建てたいとか、車を買いたいとか、海外旅行したいとか、職業ではなく、プライベートな時間におけるやりたい事や欲しい事を目的にする方が悩まなくて済みます。

学校・大学を出て、職業を選択する場合、多くの人が、

職種 → 条件 → 場所

という順番で探しますが、これはやりたい事が明確な場合には有効ですが、人生そのもの生きる人の場合、最初の職種で悩むことになります。むしろ、

条件 → 場所 → 職種

の順番で探した方が悩むこと少ないのですが、教師や親や先輩がまず聞いてしまうのが「おまえは、何をやりたいんだ?」になってしまうので、学生がここで悩んでしまい、無理やりやりたい事を創り出してしまうことが多いです。
それよりは、「職種、条件、場所」のどれを重視するのかを聞く方が重要です。

コメント

  1. えいじ より:

    この記事を読んで心が落ち着きました。
    日常生活におけるやりたい事、ワクワクする事は一杯出てくるのに。まさに人生そのものを生きるですね。
    多くの人が世間一般で無責任に言われる自己実現、自己責任論に振り回されずに済むことを願わずにはいられません。

  2. ミケニャンコ より:

    やりたいことを必死で考えていた時代もありましたね(笑)
    今はやりたいことより、やらなくちゃいけないことをこなしている感じです。
    やりたいことは突然やってきて、すでにその時はそれに向かって道が開いているのではないでしょうか。

  3. yakumo より:

    > えいじさん
    > ミケニャンコさん

    コメントありがとうございます。
    こちらにも書いていますが、

    自分がやりたいことには理由がない
    http://en-light.net/archives/5682

    やりたい事というのは、何かを見たり・読んだりした時に「心の中から湧いてくるもの」です。
    それを勘違いして、見つけようとしたり、探し出そうとしたりすると、逆に判らなくなってしまいます。

    やりたい事を見つけたければ、ニュートラルにリラックスした状態で、見たり・聞いたり・読んだりすることで、自分に情報という刺激を与えるのが効果的です。
    やりたい事は、情報という刺激をきっかけに心の中から湧き上がってきます。