●神は遍在する
神は聖地や神社だけに居るのではなく、どこにでも存在します。
それを遍在(へんざい:あまねく存在する)と言います。
※よく似ている漢字に、偏在(へんざい:片寄って存在する)があるので、注意が必要です
●電子は無限の広がりを持っている
物質の単位である電子を物理学的にエネルギー表現するとこんな感じになります。
高さはエネルギーレベルを表しており、一個の電子は点ではなくエネルギー的な広がりを持っています。
エネルギーレベルが高い所に、物質としての電子が現れます。そして、図では両端が切れていますが、厳密に数学的な表現にすると無限小(-∞)から無限大(+∞)の広がりがあります。
つまり、小さな電子は物質としては点に見えるのですが、エネルギー的に見ればこの宇宙全体に広がっているということになります。
●物質とは波という現れ
これを裏返して言うと、宇宙にはエネルギーの海がただ一つあって、波の高いところがそれぞれ物質として現れているということです。
ワンネスから物質が現れて来るという仕組みはこうなっています。
●神は現れである
神が現れる仕組みも同じです。
エネルギーの海があり、波が立つというのが神の現れになります。
現れだけを見ていると、神はそこにしか存在しないように見えますが、私たちが観ている(感じている)神という存在は、現れなのです。
その現れの元を観ると、この宇宙全体に遍在(あまねく存在)していることが判ります。
神社や聖地などに行くと神を感じたり観たりするのは、そこに現れがあるからなのです。
全ては一つである(ワンネス)ということと、独立した存在としての神を観る/感じることの間には何の矛盾もありません。
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