目標と無目標を使いこなす

社会人になると、よく「目標を持て!」ということを言われます。しかし目標を持たないこと「無目標」も大事です。
※ここで言う、「無目標」というのは「目標」への反対、つまり「目標ではないもの」として書いており、「目標を持つな」ということではありません。

現在のような、見通しの立たない時代、未来が見えない時代では、「目標」と「無目標」を使いこなすことが必要とされています。

以下の図は、最近カウンセリングで良く書いている図です。

Object この図を見てわかるように、目標を立てられるのは、自分が持っている知識・経験の範囲の中でしかありません。自分が知らない世界の目標を立てることはできません。仮に目標を立てたとしても、無謀な目標になってしまいます。

たとえば、クルマを買うということであれば、どの車を買うかということが、具体的に言えるので、具体的な目標を持って、お金を貯めるとか、ローンを組むということができます。

しかし、まだ知らない場所、情報を入手できない場所に旅に出るのだとしたら、その場所に対する、知識も経験もないので、具体的な目標を持つことは大変難しくなります。
そういった場合は、行ってみてから考えるという試行錯誤が必要になります。

これまでの時代は、A地点に着地することが求められてきましたが、今の時代は、A地点だけではなく、B地点にも着地することが求められています。
このような場合は、具体的な目標を持つことは難しく、大枠の目標だけを持って、試行錯誤しながら目標に到達するということが求められています。そのため、B地点を目指していたが、結果的には上図にも書かれていないC地点に着地するということもあります。

現代においては、時にはB地点やC地点、時にはA地点に向かうことが求められています。なので、「目標」と「無目標(あるいは、試行錯誤)」の両方を使いこなすことが求められている時代であるということです。

人間の本質ということで言うなら、人間は「無目標」です。
赤ちゃんや小さい子供、あるいは野生の動物を見ているとわかりますが、何か目標を持って計画的・・・ということではありません。

つまり、「目標」というのは、そもそも動物である人間というのは、持っていないものなので、目標を持っていないことは、悪いことではなく、自然なことです。
そこに、目標を持つというスキルを付け加えると、人生がそれまでより、少し自由になるということです。


この記事を書いた人について[9/5更新]:

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