安部内閣の発足直後の支持率のデータが出たので、比較してみました。
各社ごとで、ずいぶん数値にバラツキがありますが、これは各社の世論調査の方法や質問が異なるためで、どうしても違いが出ます。なので、ざっくりとした感じを掴むために、やや強引ですが、平均値(最下段)を出してみました。
内閣支持率は、発足直後は期待があるので高くなり、その後下がっていくというのが一般的です。そこで、歴代の発足直後のデータ(朝日)を見てみると、
一般論として、世論から期待されている内閣は、70%くらいまで支持率が上がり、それ以下特に60%より低い場合は、世論から期待されていない内閣と言うことが出来るので、阿部内閣は、世論から期待されていないということになります。
現在は、色々な変化の時代に入っているので、政治と民意が揃うためには、まだまだ時間が掛かるということです。
(参考)
民意と議席数の関係(2012年衆院選挙)
本来なら、報道メディアが書くことなのですが、探しても見つからないので、自分で集計してみました。今回の2012年衆院選挙では、民意と議席数が乖離していることに注意が必要です。選挙区としては、東京全区で見てみます。まず民意の表れとしての得票数の...
日本の政治はあと6年混迷するのか?
一般論として、社会は経済が先行し政治が追いつくのは10年かかるといわれています。それは、経済は昨日・今日・明日を単位に動いていきますが、政治は4年から5年を一つの単位として選挙が行われるため、政治体制が入れ替わるには10年くらいの時間を要す...
コメント