東北自動車道 放射線量測定(その1)

東日本大震災

日帰りで、福島まで往復(走行距離約600Km)して測定してきました。データはRADEX RD1503の数値をそのまま使っています。

走行しながらの測定はできないので、各PA/SAに停車して測定していますが、全体的にPA/SAは線量が低く出る傾向があります。今回は時間もあまりなかったので、測定時間は、停車してから5分間計測で行ったのですが、停車したときが数値は一番高く段々と低くなるというのが多く見られており、総じて走行中の方が線量は高い状態です。
そのため、正確ではないですが、実際の感覚に近くするためにPA/SAの間のデータを停車直後のデータを使って補間してあります。
また、高速道路は盛土されて高い位置になっているので、公的な機関の測定よりは低い数値になっている可能性が高いです。
ということで、数値の誤差はあるでしょうが、全体的な傾向は上記のグラフで把握できると思います。
また、グラフの色付けは、公的な基準ということではなく、私が感じた感覚に基づいています。

(追記)
福島県内のデータについて、福島県が公表しているこちらのマップ
福島県放射能測定マップ
http://fukushima-radioactivity.jp/
と比較すると、測定点は少ないですが、概ね数値が一致します。

ただし、上記の地図での色の設定には疑問があります。
県としての立場もあり、難しい問題ではありますが、私個人の意見として、色分けとして、危険な場所を感じさせる色としての黄色から赤色が、3μSv/h以上となっていますが、それでは現実を表していないと思います。本来的には、0.5μSv/hを黄色として、それ以上を赤とするのが、現実に即した色分けだと思います。

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