「厚生労働省の 新型コロナウイルス感染症オープンデータ(リンク)」を元に、重症者数のカウントが始まった2020年5月9日から2022年8月28日までのグラフにアップデートしました。 |
オミクロン株の感染拡大は8月に入ってから頭打ちになってますが、新規感染者の全数把握が不完全なためあくまで参考値でしかありません。そのため、重症者数が状況把握の重要なデータになります。
新規感染者数は、行動制限のない夏休みが終わって微増傾向が出てますが、急速な拡大にはなっておらず、全体としては頭打ち傾向にあり、今後減少方向に進むことが予想されています。
重症者数には頭打ちが続いています。
青棒:新規感染者数
橙線:重症者数
新たな変異株も登場しているので、今後の推移については慎重に見ていく必要があります。
重症化率は依然として低い。
青棒:新規感染者数
赤線:累積の重症者数/新規感染者数=重症化率
今年に入ってからオミクロン株BA.1/BA.2に置き換わりが進み、赤線で表示している重症化率が急速に下がって、オミクロン株BA.5へ置き換わりが進むと、さらに重症化率が低下しており、昨年のデルタ株までとは明らかに異なっています。
【これまでの変異株の推移】
武漢系:当初
欧州系 B.1.1:第1波
欧州系 B.1.1.284など:第2波
欧州系 B.1.1.214など:第3波
アルファ株 B.1.1.7:第4波 ・・・ WHOによる命名開始
ベータ株 B.1.351
ガンマ株 P.1
デルタ株 B.1.617.2:第5波
オミクロン株 BA.1, BA.2:第6波
オミクロン株 BA.5:第7波
オミクロン株 BA.2.75、BA.4、BA.4.6
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