外付けハードディスク

技術メモ

あちこち出掛けて写真を撮っていると、年間で約6000枚/16GB(2008年度)にもなったりします。バックアップとしてDVDにも焼いているのですが、写真データを探すのには、やはりハードディスクの方が便利なので、ノートPC+外付けハードディスクにしています。
ただ、ハードディスクは寿命があり、いずれは壊れるものなのですが、寿命がどれくらいになるのかは、製品の当たり外れ、使用環境などでかなり左右されるため、確定的な理論がないのが現状で、買ってすぐに壊れるものから10年以上持っているものまでいろいろです。
私個人の見方では安全性とコストのバランスで、概ね5年と見ています。
もっとも、5年もたつと寿命よりは、ハードディスクがデータでいっぱいになる方が早いですが・・・

ということで、ハードディスクを追加で購入しました。
ミラーリング/RAID機能を持ったハードディスクが安くなってきたので、そちらにしました。

ミラーリング/ストライピング RAID対応
USBハードディスク 2TB HDC2-U2.0

ミラーリング/RAID機能といっても一般の人には馴染みがないので簡単に説明すると・・・

ハードディスクは、いずれ故障するものであり消耗品なので、予め二台のハードディスクにデータをコピーしておくのがミラーリングというものです。ハードディスクの故障の確率が、5年以内に一度だとすると、二台とも同時に故障する確率は、その積算になるため、25年に一度となり、5年以内の故障はほとんど起きる可能性が無くなるという設計思想です。あくまでも確率なので完全に故障がなくなるわけではないですが、少なくとも片方のハードディスクが壊れても、もう一方のハードディスクにデータが完全に残っているので、安全度はかなり高くなります。

なので、重要なデータを大量に持っている場合は、一台のハードディスクだけに頼っていると、危険度も高いので、ミラーリングでデータを保存するのは、ミッションクリティカルな企業システムなどでは一般的です。

さらに補足すると、パソコンの内蔵ハードディスクにデータを保存していると、OSが死んだ場合、一緒にデータも死んでしまうことが往々にしてあります。なので、重要なデータはできるだけ外付けのハードディスクに保存するようにしています。そうすると、OSが死んでもデータはちゃんと生き残っているので、安心です。

【補足】
ハードディスクが壊れるものだというイメージが無い人は此方の動画を観てみるといいかもしれません。
ハードディスク内部の動作を撮影したビデオです。

デスクトップPC用ハードディスク
http://www.youtube.com/watch?v=9eMWG3fwiEU

ノートPC用ハードディスク
http://www.youtube.com/watch?v=oTzAAZPwvBk

ハードディスクの中身はあくまでも機械で、かなりせわしく動いているのが分かるかと思います。

コメント

  1. anela より:

    You Tube のハードディスク内部の動きを見てびっくり、そして納得です[E:coldsweats01]
    あんなに激しく動いていたのですね。
    私の外付け、もう少しで5年です、そろそろ考えなくちゃと思いました。

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