2月14日 火曜日から全国一斉に発売されている宝くじですが、前後賞を合わせると5億円。しかも復興支援になるということで、人気があるようです。
しかし、どれくらいの支援になるのかというと・・・
みずほ銀行 宝くじコーナー
http://www.mizuhobank.co.jp/takarakuji/topics/index.html
この宝くじの発売予定額660億円に対する収益金は288億円を予定していますが、そのうち88億円が、災害復興支援分として、東日本大震災の被災地である9県2指定都市(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県、新潟県、長野県、仙台市、千葉市)に分配され、災害復興事業等に役立てられることになっています。
我々が宝くじを購入、つまり支払った金額のうち、13.3%しか支援に回らないということです。残りの収益金200億円はいったい何処に?
「東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじ」という名称では誤解を招きかねず、「グリーンジャンボ宝くじ(東日本大震災復興支援付き)」という名称の方が実態に近いと思います。
あくまでも、宝くじとして買うのであれば、高額当選金ということで魅力はあるのかもしれません。宝くじとして買うと、ついでに復興支援になるという考えで買うのであればいいかと思いますが、復興支援を目的に考えるなら、宝くじを買うよりは、直接地方自治団体に義援金・支援金を振り込んだ方が効果的だと思います。
コメント
おはようございます。
13. 3%だけなんですか?残りの収益はどこへ「消える」のか、気になるところです。
このことを知った人に「話が違う」と言われてもムリはないですね。
宝くじ業界の手数料が多すぎますよね。
天下りが美味しい社会になっていますね・・・
利益が???は以前から知られていましたが、復興を看板に売るのは悲しいです。
赤十字の募金だって、色々なところが食いついてるみたいですからね・・
募金の使われ方を考えてしまって、「あしなが育英会」になってしまいます。
10年放置の銀行口座よりも
当選者が出てこなかった宝くじを
どーんと寄付に使ってほしいですね。