色々と調べていると、茨城・栃木の金運神社と言われる二社は筑波山が関連しているらしい。
筑波山が金運神社の源になるのでは?ということで、呼ばれて調べに行きました。
金運を調べている理由については、こちらの記事→(リンク)。
●筑波山へ
宿泊したホテルを出て、筑波山に向かいます。
筑波山は単独峰ではなく、二つのピークを持ち、遠くから見ても識別しやすい山です。
正面に見える峰が男体山、右後方の峰が女体山です。男体山側から見ているので、男体山の方が高く見えますが、それぞれの標高は、男体山:871m 女体山:877m とわずかの差ですが、女体山の方が標高は高くなります。
男体山が切り立った峰なのに対して、女体山はなだらかな丘のようになっているのが名称の由来だと思いますが、女体山の方が山体が大きい。日光などを見ても、大きい山体を持つ方を男岳とするのが多いのに対して、筑波山は女岳の方が大きいです。
後日、女体山側の媼ヶ峰駐車場から撮ったのがこちら。
左の峰が男体山、右の峰が女体山で、こちらから見ると女体山が高いのがよくわかりますね。なだらかな山容を持つ女体山もこちらから見ると切り立って見えます。
筑波山は、二つのほぼ同じ高さのピークがあるので、男性的なエネルギーと女性的なエネルギーの二つのエネルギーを持つという独特の山です。しかも、女体山の方がわずかに高いのが特徴。
女性は古代より、生殖と豊穣の神であり、豊かさの象徴でもあるので、ひいては金運ともつながってきます。
●筑波山神社に参拝
筑波山神社は山の南面中腹に建てられています。
市営駐車場もありますが、神社の鳥居からは少し離れているのと料金的には同じなので、鳥居すぐ近くの民間の駐車場神田家に止めて参拝します。神田家の奥にもう土産物屋兼駐車場があるのですが、車の停めやすさからいつも神田家の方に止めています。
神田家の駐車場を出ると、すぐ筑波山神社入り口になります。
参道の御神橋と随神門の先に筑波山が見えます。
筑波山の山容をよく見ると、御神橋と随神門が女体山に向けて建てられていることがわかります。
Googlemapで筑波山神社本殿からのラインを引いてみると、
拝殿・本殿が女体山神社に向けて建てられていることがよくわかります。
山系の神社では、山を御神体とするので、山頂に向けて社殿が作られていきます。筑波山神社では女体山がその役割を果たしているのがよくわかります。
御神橋手前からよく見ると、御神橋の先に拝殿の大鈴を見ることができます。写真は枝で隠れているので、ちょっとわかりにくいですが、明らかに大鈴に向けて建てられています。
エネルギー的なことも考慮して一直線で建てられていることがよくわかります。拝殿の大鈴 - 神門 - 御神橋の三つが、絶妙な高さで設計されていますね。
階段を先に進んで、参拝します。
御山のエネルギーがよく響く神社です。
ロープウェイで、頂上社(男体山神社、女体山神社)に上ることも考えましたが、今回は筑波山を基点とした神社を探すのが目的のため、登らないで遠望することで探すことにします。
到着したときは曇り空だったのですが、参拝が終わると晴れてきました。
●筑波山神社から出発
駐車場に戻って、準備をします。
出発前に、「筑波山のエネルギーの金運神社」に行くようにガイドさんにお願いします。
そして、ガイドさんの指示で出発します。交差点を右に曲がるのか、左に曲がるのか、まっすぐ行くのかも、すべてガイドさんの指示で移動します。
このお願いで、
(1)ガイドさんが何処に連れて行くのかは、行ってみないとわかりません。
(2)筑波山が金運と関係がなければ、何処にも行かず筑波山の周りをぐるぐると当てもなく回るだけになるでしょう。(別件で同じところをぐるぐると回った経験があります)
あるいは、まったく金運とはまるで関係のない神社に行くかもしれません。
ということで、この方法で次の神社を目指します。
この方法を選んだ理由は、もっともシンプルに金運神社を見つけることができるからです。
歴史や祀ってある神様を調べるという方法もありますが、その場合歴史的に改竄されたり、祀り替えされたりしていることもあり、それらを当てにできない方が多いです。
また、富士山のふもとのとある神社のように、背景や成り立ちは金運ではないのに、ある人が金運神社であると言っただけで金運神社になってしまう、というようなことにも左右されません。
●県道/市道を進む
ガイドさんの指示で進みますが、国道は通らず、県道/市道を通ります。国道であれば、大体どのあたりを走っているのか見当が付くのですが、県道/市道だとさっぱりわかりません。そのため、自分がどこを走っているのかよくわからないままですが、構わずガイドさんの指示で進みます。
●最初の金運神社
そうして、約1時間ほど走って、たどり着いたのが、大前神社/大前恵比寿神社。
普通に助手席の人にナビを頼んだ場合と同じですが、ガイドさんの指示だけで来たので、どんな道を通ってきたのか覚えていません。
ホテル出発時にGPSロガー(リンク)を起動させておいたので、ここまでの道を見てみると、
ほぼ最短コースで走ってきているのがわかります。国道を走ると大回りになってしまうので、県道/市道を走るのも納得ですね。
神社前で、筑波山を遠望できる場所を探してみますが、建物が多く遠望できる場所を見つけられません。筑波山から直線では途中に低い山がありますが、筑波山の方が高いので遠望できるはずなのですが。
良い場所が見つからないので、場所探しは断念し、参拝します。
歴史的に古い方の大前神社に参拝したのち、
大前恵比寿神社にも参拝します。
大前恵比寿神社は、宝くじ金運で有名な神社ですね。
大前恵比寿神社は、神社の覆屋(おおいや)は、なんとプレハブ建築を流用しています。建物の上に恵比寿神の像を立てるためにそうしたのだとは思いますが、社殿に入って上や横を見るととても怪しいです(笑)。
ところが、本殿前に立つととてもエネルギーが非常に強くてびっくりします。この強さが金運をもたらしてくれるのだと思います。
●筑波山を遠望できる場所は?
大前神社前では筑波山を遠望できなかったので、遠望できる場所をガイドさんに言うと、西の方向へ車を進めます。
GPSロガーのデータでもわかる通り、鬼怒川のほとりまで進みます。
そして少し進んだところから、見えました。
筑波山の特徴の二つの峰がくっきりと見えます。やはり、筑波山を遠望できる場所だったのですね。
●鬼怒川が本来の県境?
それから、少し車を進めていくと、鬼怒川を一度超えます。GPSロガーのデータでちょうど一本の髭が出ているような場所です。鬼怒川を一度超えて、元の場所に戻ってみると、土地のエネルギーが鬼怒川を境に明らかに違うのがわかります。
ざっくりといえば、鬼怒川の西側が栃木で東側が茨城という感じ。実際の県境は違いますが、土地のエネルギー的には、鬼怒川を境に明らかに違いが出ます。
以前から、真岡市が栃木県というのがどうもピンと来ないで、茨城なんじゃないの?と思ってましたが、やはり鬼怒川が実質的な境界となっていますね。
●真岡から大宝まで
ということで、鬼怒川が実質的な境界になっていることを確認し、ガイドさんの指示で車を進めます。途中長沼八幡宮、下館羽黒神社に立ち寄りますが、この二社は金運神社ではなく、大宝までめぼしい金運神社が存在しないという確認のような立ち寄り方でした。
また、真岡市には白蛇弁財天もありますが、今回は筑波山のエネルギーということだったので、ちょっと意味合いが違うようです。
●大宝八幡宮
筑波山を遠望し、鬼怒川で土地のエネルギーを確認した後、ガイドさんの指示で南下していきますが、こちらも国道ではなく、県道/市道を走っていきます。
国道は走ったことがあるのですが、県道は初めてなのでやはりどのあたりを走っているかがわかりません。
そして、近くに来たら道を大回りして、大宝八幡宮の正面に着きます。
正面右の土産物屋ゑびすやの駐車場に車を停めます。
八幡宮の正規の駐車場は画面右手奥にあるのですが、土産物屋さんの駐車場は無料開放しているので、だいたいこちらの駐車場に停めます。
こちらの写真は、2006年5月の写真。
写真左手の土産物屋さんが営業していて、右手奥のお土産屋さんは古い建物です。右手奥のお土産屋さんの方が駐車場が広く停めやすいので、そちらの方が繁盛していたようです。筑波山神社の駐車場もそうですが、車で行くと駐車しやすさというのは結構ポイントになります。
参拝します。
大宝八幡宮すぐ近くの小学校の校庭からは、筑波山をきれいに遠望できます。
今回、ガイドさんの指示でいくつか神社をめぐりましたが、大前恵比寿神社と大宝八幡宮は、筑波山のエネルギーを持った金運神社であるということですね。
●ガイドさんに金運神社を聞く
今回は、筑波山のエネルギーによる金運神社を探すということを行いました。
目的地を決めないで、ガイドさんの指示で走るので、スタートした時点ではいったい何処に行くのかわかりません。しかも、走ったことのある国道は通らず、初めて通る県道/市道を走って行って、到着したのが、大前恵比寿神社と大宝八幡宮でした。
以前には、この二社に参拝した後に購入した宝くじが当選しています。
筑波山神社・大前恵比寿神社(大前神社)・大宝八幡宮を参拝して、大宝八幡宮近くの宝くじ売り場で買うのがおすすめです。
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